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日経エレクトロニクス 2017年5月号

すべてを見通すカメラ市場動向

ポスト車載はドローン向けと多波長カメラ

  • 根津 禎、三宅 常之
  • 2017/04/19 00:00
  • 1/3ページ

出典:日経エレクトロニクス、2017年5月号、pp.36-37(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 車載カメラが記録的に成長する中、産業用カメラ市場も急成長を始めた。特に注目のマシンビジョン、ドローン向けカメラ、マルチスペクトル(多波長)カメラについて紹介する。

FAにカメラを引き寄せる、マシンビジョン市場

 生産ラインや検査工程などFA(Factory Automation)でカメラを使用して検査・選別などの処理をするマシンビジョン装置の世界市場は、2016年には37億米ドルだったが、2017年には前年比9.7%増加して40億米ドルを突破すると予想している。

 最大の応用分野は、飲食料品の検査など「飲食料品(Food & beverage)」である(図A-1)。2016年の市場規模は全体の14.8%の5億4700万米ドルに達するとみられる。次に大きな分野は同10%を占める、自動車生産ラインなど向けの「自動車(Automotive)」である。3位は「半導体・エレクトロニクス(Semiconductor & electronics)」。4位の「物流・交通(Transport & traffic)」は、2016~2019年の平均年間成長率が12.6%。世界的なインターネット商取引の拡大を背景に今後最も成長が期待される分野だ。

図A-1 産業用カメラの用途別の市場規模
産業用カメラの市場規模を用途別に示した。多様な分野にカメラが使われ、全体として成長が期待できる。(図:IHS Markit Technology)
[画像のクリックで拡大表示]

 我々は、図A-1に示した5つの応用分野以外に11分野について調査しており、この中には、包装機器、ビル管理・オートメーション、製薬会社工場、印刷機器、鉱業、ロボット産業、化学メーカーの工場、発電所などが含まれる。これら11分野を含む「その他」にもマシンビジョン用途は拡大している。その他の分野は、2016年に産業用カメラ全体の56.2%を占め、この傾向は今後も大きく変わらないと我々は予想している。

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