自動車メーカー戦略分析・市場編
目次
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回復基調で各社が生産投資を再開、日産に勢い、トヨタのカギはダイハツ
第8回:南米
落ち込んでいた南米市場が復活し始めた。各社が投資を再開する中、首位を伺う勢いで成長するのがRenault・日産自動車グループだ。保護主義政策の見直し検討が始まる中、今度は飛躍できるか。 (最終回)日経Automotive
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世界最後の巨大市場アフリカ、中東で高まる低燃費車への要求
第7回:中東・アフリカ
日系メーカーにとって中東とアフリカは難しい市場だ。地理的に遠い上に政治的に不安定である。ただ市場は着々と成長する。特にアフリカは最後の巨大市場と言え、欧州や中国が目を付ける。準備を始めるべきだ。(本誌)日経Automotive
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中長期的には新車需要は低迷、輸出戦略が日本生産の維持を左右
第6回:日本
足元では好調なライトビークルの国内販売。しかし、中長期的には日本の新車需要は低迷が予測される。そこで、日本の自動車メーカーが日本での生産を維持していく上で求められるのが、より積極的な輸出戦略だ。(本誌)日経Automotive
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世界3位に成長、競争激化が必至、HEV冷遇、EV/高級車優遇
第5回:インド
インド市場は今後、大きく成長する。日系自動車メーカーにとって、極めて重要な市場になるだろう。日経Automotive
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企業の枠超えた合従連衡が進む、英国はEU離脱で大打撃の恐れ残る
第4回:欧州
欧州では、自動車産業の構造転換や生産拠点の再編が加速。一方、英国の欧州連合(EU)離脱に対する先行き不透明感が足かせになろうとしている。電動車両では、中国との連携強化がプラスに働きそうだ。 (本誌)日経Automotive
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Trump政権の悪影響は20年頃、日系は停滞局面に備えた戦略を
第3回:米国
米国市場は、Trump政権の方針転換によって短期的に成長しそうだ。ただ恩恵があるのは米デトロイト3くらい。日系メーカーは政権の方針に合わせつつ、停滞局面を見据えた戦略を練る必要がある。 (本誌)日経Automotive
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圧倒的な存在感のトヨタ、続くか日産・三菱自の連合
第2回:ASEAN
日系メーカーの牙城であるASEAN市場。トヨタはダイハツと連携して、小型車から大型車まで高い競争力を実現する。日産自動車と三菱自動車の連合は、トヨタに次ぐ地位を狙う。ASEAN市場の今後を占う。 日経Automotive
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20年にライトビークル3000万台超、迫られる低燃費車・EVへの対応
第1回: 中国市場
今回から市場編と銘打って、世界の自動車の主要地域における動向を分析する。市場編の1回目となる今回は、米国を抜いて世界最大の自動車市場となった中国について解説する。日経Automotive