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日経ものづくり 2017年4月号

私のものづくり魂[技術・技能] ワザを伝える魂

失われる寸前の技術を復活させて伝承

安孫子 大慶(ぺんてる シャープ企画開発部 シャープ開発課 主任専門職)

  • 「私のものづくり魂」取材班
  • 2017/03/31 00:00
  • 1/4ページ

出典:、2017年4月号、pp.54-55(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

シャープ芯を使えるプロッターなどに使われていた、自動芯出しのための「ボールチャック機構」。ぺんてるは、芯径0.2mm、0.3mmのシャープペンにこの技術を初めて適用した。知る人が少なくなった技術を復活させるため、かつての製品を知るベテラン技術者が約20年ぶりに商品開発に起用された。

 昔の軍人、山本五十六は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず」と言いました*1。人材を育てるに当たっても、まず自分がやってみせるところから始めるのは、まさにその通りだと思っています。開発部門で最年長の立場になった今、自分で商品開発を担当することと並んで、技術を若手技術者に伝えて残すことが極めて重要だと考えています。

*1 山本五十六は日本海軍軍人。1884年生まれ、1943年没。海軍次官として日独伊三国同盟に反対、連合艦隊司令長官就任後に太平洋戦争開始直後のハワイ作戦などを主導。海軍大将(戦死時)。

あびこ・ひろよし
1980年ぺんてる入社。開発部門を振り出しに、QC(Quality Control)、検査、品質保証などを担当、35年間にわたって技術畑を歩む。「orenznero」の開発に当たって開発部門に復帰、「ボールチャック機構」を応用した機構設計を手がける。

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