人工知能(AI)を製造業で活用しようとする動きが活発化してきた。今回の調査では、全体の約94%もの回答者がAIは製造業の役に立つと考えていることが分かった。AIの活用対象として、現状では研究・開発の分野を挙げる回答者が多いが、今後5年は生産分野などへの適用が加速するとの見方が強い。

Q1製造業にAIは役に立つと思うか

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「非常に役に立つ」(45.9%)と「ある程度役に立つ」(47.6%)を合わせた93.5%がAIに期待している。一方、「あまり役に立たない」(0.4%)や「ほとんど役に立たない」(0.2%)と考えている人は極めて少ない。