特集
LiDAR、価格破壊
50ドル実現へカウントダウン
目次
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メカレスで50ドルを目指す、 クルマから家電・ARへ
周囲に光線を発して反射光から空間を3次元的に認識するセンサー「LiDAR」の需要が急激に拡大する見込みだ。新技術の導入で価格が2~3年のうちに2~3桁下がる。現在は、自動運転の試験車両や建機など高価な移動機に限られる応用が、ロボット家電やAR(拡張現実感)などへ広がる。空間認識の“標準センサー”とし…日経エレクトロニクス
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液晶やMEMSで光線を走査、アナログIC大手が開発競争
LiDARのコスト低減の壁となっているメカ部(機械式の可動部分)をなくす技術開発が活発化している。メカ部は、照射する光線を走査するために使ってきた。走査部をメカレスにするため、MEMS(微小電子機械システム)で微小ミラーの向きを変える手法に加え、液晶材料の屈折特性の制御やフェーズドアレーの応用など、…日経エレクトロニクス