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HOME有料会員向けトップ > 人づくりもデータ活用、難削材加工などで業績60%増

日経ものづくり 2017年11月号

オンリーワンで勝つ ものづくり7つの戦術Part2 事例

人づくりもデータ活用、難削材加工などで業績60%増

[今橋製作所]

  • 高市 清治
  • 2017/10/31 00:01
  • 1/3ページ

出典:日経ものづくり、2017年11月号、pp.45-47(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

 茨城県日立市に本拠を置き、「難削材・難形状加工」と「超短納期」を武器に業績を伸ばしているのが今橋製作所だ。

 発電所や医療機器などの部品には、3次元的に複雑な凹凸や曲面を伴う形状の部品を、耐熱合金などの難削材で製作しなければならない場合がある。例えば原子力発電所などで高熱にさらされる部品を、切削加工が困難な耐熱・耐蝕合金である「インコネル」や「ハステロイ」のブロックから削り出す。同社はこうした切削加工を多く手掛ける。

 汎用旋盤による薄肉加工も得意分野だ(図1)。ステンレス鋼で肉厚0.03mmの薄肉加工まで対応している。

図1 汎用旋盤加工は人づくりの基本
今橋製作所にとって、汎用旋盤による薄肉加工は生命線。汎用旋盤の使いこなし方を、社員の適性を判断するデータの1つに使っている。女性社員も積極的に採用している。 (出所:今橋製作所)
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 試作品の超短納期も“売り”だ。取材日も、前日に自動車関連メーカーの開発部から依頼された試験用のフランジを5個製作した直後だった。同社代表取締役の今橋正守氏は、「今日宅配便で送れば、明日の午前中には到着する。それほど加工の難しいものではないが、短期で納品できれば、新規の顧客からも信頼を得て、本来我々が得意とする難加工部品の受注拡大にもつなげられる」と語る(図2)。

図2 今橋製作所の今橋正守代表取締役
社員の採用や人員配置に当たって、客観的なパーソナルデータの分析結果を活用している。
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