Game Changer
目次
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《日経Robo》ソニーのロボにも継続学習ベースの技術を提供、強化学習の気鋭が創業の米AIベンチャーCogitai社
米Cogitai 社 Cofounder President and COO Peter Stone氏
ソニーが、2016年6月にロボット分野への再参入を表明した。そこで出資先として名前が挙がったのが、 米国のAIベンチャーのCogitai社である。同社が開発する継続学習手法を基にしたソフトウエアをロボットに組み込み、ロボットの新たな可能性を広げる。強化学習の著名研究者で、Cogitai社の共同創業者…日経Robotics
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《日経Robo》協働ロボで事故を起こさないために必要なこと
ユーザー企業の認識の底上げが急務
ロボット向けの国際安全規格「ISO 10218」や協働ロボット向けの国際技術文書「ISO/TS 15066」などの策定に15年以上参画してきたのが、デンソーウェーブの技術者、橋本秀一氏(同社 ロボット事業部技術企画部技術管理室)である。ロボット安全の専門家である同氏に協働ロボットの安全確保、そして日…日経Robotics
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《日経Robo》長期的にはヒューマノイドの制御にも深層強化学習、グーグルで研究を主導した第一人者に聞く
米University of Washington准教授 Sergey Levine氏
十台以上のアームロボットが並び、ピッキング動作を自ら学習する─。米グーグルが2016年3月に発表した動画を記憶している読者もいるだろう。この技術を開発したのが、ディープラーニングと強化学習を組み合わせた「深層強化学習」の研究者であるSergey Levine氏だ(図1)。日経Robotics
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《日経Robo》日本の数年先行く米国の農業ドローンベンチャー、遺伝子組み換え作物研究や鉱山向けで世界に展開
勃興する米国の農業ロボベンチャー(2)
固定翼機のドローンを使って農業向けなどにサービスを行う、米ドローンベンチャーのPrecisionHawk社。データ解析から機体、ドローンの管制システムまで手掛けるなど日本の数年先を行く。その先行性に目を付け、米Verizon Ventures社やNTTドコモ・ベンチャーズ、ヤマハ発動機などが相次ぎ出…日経Robotics
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《日経Robo》米アマゾン幹部が思い描くドローン宅配の将来 商用化のカギは空域分離と衝突回避装備
米Amazon.com社 Amazon Prime Air Director of Strategic Partnerships Sean Cassidy氏
商用サービスを見据え、ドローンによる宅配実験をいち早く開始した米アマゾン・ドット・コム。 北米、英国、イスラエルに加え、このほどオーストリアのグラーツに4拠点目となる開発センターを設けた。宅配サービス「Amazon Prime Air」の内容とサービスインに必要な課題について、同社 Director…日経Robotics
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《日経Robo》インド発のロボットベンチャーGreyOrange社、アマゾンの物流ロボ対抗で日本市場に挑む
インドGreyOrange社 アジア太平洋CEO/GROUND 取締役 Nalin Advani氏
物流業界が抱える人手不足問題に挑む、インドのグルガオンで2011年に創業したロボットベンチャーGreyOrange社。自走式のロボットが商品棚を移動させるシステムで、商品のピッキング効率を大幅に向上させることが可能という。システムの概要や日本での事業展開について、同社のアジア太平洋CEOのNali…日経Robotics
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《日経Robo》IBM出身の「医療用ロボット工学の父」に聞く、手術の自動化の可能性と未来の病院の姿
米Johns Hopkins University John C. Malone冠教授 Russell H. Taylor氏
ロボットの導入が期待されている領域の1つが、医療分野である。1970年代から医療用ロボットの研究に先駆的に取り組み、 「医療用ロボット工学の父」と呼ばれている米Johns Hopkins UniversityのTaylor氏に同ロボットが今後どのように進化していくのかなどについて聞いた。日経Robotics
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《日経Robo》Industry 4.0は各技術分野で唯一の標準を規定、将来の産業用ロボットはエッジクラウドで制御
ドイツKUKA Roboter社 Lead Architect Industry 4.0 Research & Development Heinrich Munz氏
ドイツKUKA Roboter社の歴代のロボットコントローラ「KRC」の設計に携わり現在はドイツ政府のIndustry 4.0の活動にも参画するMunz氏。Industry 4.0の目指すところや米国のIndustrial Internetとの違いなどについて聞いた。日経Robotics
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《日経Robo》データセンター事業に乗り出すCYBERDYNE、クラウド通じたロボットのデータ解析を新ビジネスに
CYBERDYNE 代表取締役社長/CEO 山海 嘉之氏
クラウドロボティクスを手掛けるRapyuta Robotics(pp.4-11に関連記事)の株主でもあるCYBERDYNE。同社がこのほど独自CPUやスーパーコンピュータを開発するPEZYグループと提携した。人工小脳機能のHALへの組み込みや、ドローンなどのロボットなどを対象にしたデータセンター事…日経Robotics
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《日経Robo》Watson開発リーダーが語る機械学習の未来、強化学習や半教師あり学習、アルゴリズム生成も
米IBM社 Fellow,Watson担当 Vice President,CTO Rob High氏
国内でも大手金融機関が導入を検討するなど商用化が進みつつある米IBM社のコグニティブシステム「Watson」。同社のWatson部門で開発を率いるCTOのRob High氏に、技術の将来像について聞いた。日経Robotics
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《日経Robo》他機の動作を見て自ら学び稼働、そんな協働ロボットを作りたい
デンマークUniversal Robots社 CEO Enrico Krog Iversen氏
工場の生産ラインなどで、人と協調しながら稼働する「協働ロボット」。その市場に参入し、存在感を高めている企業の1つがデンマークUniversal Robots社である。2015年6月に米国企業に買収されたが、今後の事業戦略やロボット開発の方向性はどうなるのか。 安全性に対する考え方なども含め、同社CE…日経Robotics
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《日経Robo》ロボットはものづくりの道具ではない、ビジネスモデルを変える道具だ
安川電機 代表取締役会長兼社長 津田純嗣氏
政府が2014年9月に立ち上げた「ロボット革命実現会議」。その委員の一人で、産業用ロボット業界をけん引するのが安川電機 代表取締役会長兼社長の津田純嗣氏である。同会議の様子のほか、ロボットへの人工知能(AI)の応用、ロボット活用の本質、中国メーカーの現状と将来性などについて同氏に聞いた。日経Robotics
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《日経Robo》超近未来のかっこいい田舎を作りたい、「税金で賞金」型の競技会の実施も
内閣府副大臣 平 将明氏 × 内閣府大臣政務官 小泉 進次郎氏 × 東京大学教授 坂村 健氏
前号に引き続き、「近未来技術実証特区検討会」のメンバーである3人が規制緩和やイノベーションなどについて議論した後編をお届けする。今回はドローンなどの実証実験の在り方やアワード型競技会の意義、ロボット関連技術者に対する要望や期待などに話が及んだ。日経Robotics
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《日経Robo》実物大「ガンダム」を東京五輪の聖火ランナーに、チャレンジしていない日本の現状には危機感も
内閣府副大臣 平 将明氏 × 内閣府大臣政務官 小泉 進次郎氏 × 東京大学教授 坂村 健氏
ドローンや自動運転車といった新技術分野でのイノベーションを一層喚起することを目指し内閣府が2015年1月に立ち上げた「近未来技術実証特区検討会」。そのメンバーである3人がドローンに関する規制や実証特区、イノベーションなどについて熱い議論を交わした。日経Robotics