「天気をこうかんするキカイ」の趣旨は、雨が降って外で遊べない地域と、乾燥して雨が降らない地域の天気を入れ替え、共に幸せになる道具が欲しいと解釈できる。悩まされたのは、第一にどのスケールで「天気をこうかんする」か。雨降りで遊べない子供たちのいる場所はグラウンド程度で、乾燥地帯で天気をこうかんするスケールも同程度と想定されるが、「天気」という現象はより大きな範囲で生じる。第二に、雨が降って遊べないところを晴天にする時間スケールと、乾燥地帯に雨を降らせて植物を育成させる時間スケールを比べると明らかに前者が短い。
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