2015年9月7~8日に東京ビッグサイトTFTホールで開催されたイベント「Wearable Tech Expo in Tokyo 2015」では「AI(人工知能)とロボットのある社会、人の存在はこうなる」と題したパネルディスカッションが開催された。登壇者は“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏、脳科学者の中野信子氏、ロボット開発者の林要氏。モデレーターはITジャーナリストの湯川鶴章氏が務めた。

 堀江氏は言わずと知れたライブドア創業者で、現在は「SNS」という新しいベンチャー企業を立ち上げている。中野氏はメディアで引っ張りだこの脳科学者。林氏はソフトバンクで「Pepper」の開発を指揮した人物だ。「AIはいずれ人間の能力を超えるか」「人間とAIは共存できるか」「AIは人間の能力やあり方をどう変えるか」といったテーマをめぐり、三者三様の意見が飛び交った。

パネルディスカッションの様子。向って右から順に堀江氏、中野氏、林氏
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パネルディスカッションの様子。向って右から順に堀江氏、中野氏、林氏