名古屋市 市民経済局 参事(産業技術支援)の青木猛氏
名古屋市 市民経済局 参事(産業技術支援)の青木猛氏
[画像のクリックで拡大表示]
 地元企業の医療機器業界への参入を狙いとして、産学官の連携を後押しする地方自治体が増えている(関連記事)。愛知県名古屋市もその1つだ。名古屋市 市民経済局 参事(産業技術支援)の青木猛氏は、「市民の“ゆりかごから巣立ちまで”を市が支援するために、医療や福祉、健康の機器やサービスを充実させたい」と話す。

 「第19回 国際福祉健康産業展 ウェルフェア2016」(2016年6月2~4日、名古屋市国際展示場)で講演した同氏は、名古屋市としての医療機器産業支援の新しい取り組みとして、「なごやサイエンスパーク」における医療・健康関連事業の立ち上げと、「医療介護ものづくり研究会」の設立について話した。