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皮膚内部の血管網の3次元位置を非侵襲で画像化

アドバンテスト、「光超音波×超音波イメージング」で実現

2017/07/06 10:00
伊藤 瑳恵=日経デジタルヘルス
 アドバンテストは、皮膚内部にある血管網の3次元位置を非侵襲で画像化する技術を開発した。2年以内の実用化を目指すという。第16回 バイオ・ライフサイエンス研究展「BIO tech2017」(2017年6月28~30日、東京ビッグサイト)に参考出展した。

 今回開発した技術は、光超音波と超音波イメージングを組み合わせることで実現した。光超音波で得られるヘモグロビンの分布画像に、超音波画像を重ね合わせることで、皮膚表面から深さや位置の情報も同時に表示することができるようにした。

光超音波と超音波イメージングを組み合わせた技術で得られる血管網の3次元画像(画像提供:アドバンテスト)
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皮膚と毛細血管の構造(画像提供:アドバンテスト)
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 光超音波は、光と超音波のメリットを併せ持ったイメージング技術。レーザーから光を照射し、振動子で超音波を検出する。光学イメージングよりも優れた測定深度が得られ、高コントラストで画像化することができる。しかし照射光の波長に対して吸収係数の高い特定の物質のみをイメージングするため、深さ情報を正確に画像に反映することができなかった。

 一方の超音波イメージングは、振動子で超音波を送受信する。かなり深い部分までの位置情報を画像化することができるが、「皮膚の領域に限るとコントラストが低く、分解能が低い」(同社ブース説明員)というデメリットがあった。

 そこで今回は、これら2つの技術を組み合わせ、血管分布と皮膚構造を合成した3次元画像を得られるようにしたというわけだ。具体的には、光を照射するレーザーと超音波を送受信する振動子を用いた。

日経デジタルヘルス Special

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