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診療スタイルに合った使いやすい電子カルテ環境構築

FileMakerで開発されたANNYYS_Developer版を導入

2017/05/15 00:00
増田 克善=日経デジタルヘルス

 「FileMakerをベースとした電子カルテを探していた」――というのは、福岡市で「点滴・予防クリニック」の院長を勤める医師の前田晋至氏。クリニック開設に伴い、電子カルテソリューション「ANNYYS(エニーズ)_Developer版」を自ら導入・運用している。FileMakerをベースに開発された同電子カルテの特長を生かして、機能追加のためのカスタマイズを行い、自ら開発したカルテ入力支援ソフトとの連携を図ることで、診療スタイルに合った使いやすい電子カルテ環境を構築している。

点滴・予防クリニック院長の前田晋至氏

 点滴・予防クリニックは、一般内科のほか、自費診療である各種点滴療法を診療の柱として、院長の前田晋至氏が2016年2月に開業した。オゾン療法の1つである血液クレンジング療法、高濃度ビタミンC点滴療法、プラセンタ療法など、予防医療と抗動脈硬化を含むアンチエイジングを目指した治療を行っている。

 「動脈硬化をはじめとした多くの疫学研究に携わる中で、脳梗塞・心筋梗塞などの血管疾患や悪性疾患などに罹患しないで健康な生活を維持するためにはどうすればよいのかを常に考えてきた。しかし、現在の日本の医療制度では保険診療による予防には限界がある。臨床医として過ごす中で、予防ができる段階において病気の発症を可能な限り阻止したいという思いを消すことができなかった」。前田氏は、予防医療の実現を目指す同クリニックを立ち上げた理由をこう語る。

 点滴・予防クリニックは、「予防医療における情報提供および治療提案」「データに基づく評価」「治療のカスタマイズ」の3つをコンセプトとし、予防に関心をもつ患者が受診する際に点滴療法を提案する方針をとっている。診療の流れは、(1)来院する患者一人ひとりのニーズに合わせた治療法を提案する、(2)疫学研究で得た知見やクリニックで蓄積したデータにより治療の評価を行う、(3)個々の患者の症状の変化や検査結果を基に、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を実施していく、というものだ。

日経デジタルヘルス Special

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