4月1日に荒井商店が開設した「リーフエスコート国立富士見台」
4月1日に荒井商店が開設した「リーフエスコート国立富士見台」
[画像のクリックで拡大表示]

 セコム(東京都渋谷区)のグループで高齢者住宅などを運営する荒井商店(同)は2018年4月1日、東京都国立市で同市初の看護小規模多機能型居宅介護事業所を併設したサービス付き高齢者向け住宅「リーフエスコート国立富士見台」(46戸)を開設した。1階の「看護小規模多機能オリーブ」を医療法人つくし会(東京都国立市)が運営する。

 サ高住は主に自立者の入居を想定し、住戸面積は25.68~56.76m2と広めで全戸キッチン・トイレ付き。月額利用料は家賃が9万3000~18万9000円、生活支援サービス費が3万5000円、共益費が1万1000~2万1000円、食費は昼食が1食650円、夕食750円、居室への配膳が1回50円など(水光熱費別、税別)。このほか、買い物代行サービス(1回500円から)やセコムの高齢者救急対応サービス「セコム・マイドクタープラス」(月1800円から)などを提供する。

 施設の清掃業務の一部は、社会福祉法人・多摩棕櫚亭(しゅろってい)協会(東京都国立市)の就労移行支援事業所の利用者に担ってもらうなど、障害福祉サービス事業所との連携も図る。