日本コムシスグループにとって、12カ所目の太陽光発電所の稼働となった(関連記事2関連記事3)。投資額は、約17.1億円である。

 メガソーラーの立地する関谷工業団地は、那須塩原市下田野・関谷に位置し、森林や田畑に囲まれている。工場跡地と遊休地という、隣接している二つの区画に開発した。それぞれ出力2.87MWの2カ所の発電所で構成する。敷地面積は、2カ所合計で約10万6000m2となり、太陽光パネル2万1648枚を設置した。

 さらに、南側に約1区画分離れた場所にもう1カ所、出力約2.9MWの発電所も施工中で、2017年3月に竣工する予定となっている(図2)。

図2●施工中の出力約2.9MW
図2●施工中の出力約2.9MW
取材日は雨のため、土が過剰にぬかるまないように、施工を休みとしていた。(出所:日経BP)
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 太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。