2018年1月11日。ソニーのエンタテインメントロボット「aibo」(ERS-1000)が復活する。衝撃的な登場でブームを巻き起こした初代「AIBO」(ERS-110)の登場から19年。先代AIBO最終モデル(ERS-7M3)の販売終了から12年の時を経ての復活だ

 新aiboは、センシングやAI、ネットワークといった技術の進化を反映することで、2006年まで発売していた先代よりはるかに自律性を高めた「犬より賢い犬」がコンセプト。マイクやタッチセンサー、6軸検出システム(3軸ジャイロ、3軸加速度センサー)のほか、魚眼レンズ搭載のカメラ2台、ToFセンサー(Time of Flight方式の距離画像センサー)などを搭載し、クラウドと連携して動作する。

 表現力を高くするために、目には有機EL(OLED)2個を採用。まばたきが可能で、細かな表情を表現できるとする。アクチュエーターの自由度は先代の合計20軸から、腰の振りや首のかしげを追加して同22軸とした。

 新型aiboは先代を超えるヒットモデルになり得るのか? そこで日経テクノロジーオンラインではコミュニケーションロボットに詳しい識者のみなさんに、それぞれが期待する「aibo」を語ってもらうことにした。本日から発売日まで、aiboの発売の前にぜひお楽しみいただきたい。