10進コンピュータとも言えるプログラム論理方式を採用したプリンタ付きIC電卓の開発が、マイクロプロセッサの誕生に結びつくとは誰が予想できただろうか。プリンタ専用LSIを開発したり、入出力機器のリアルタイム制御のプログラム化に失敗したり、2進コンピュータの提案と応用からの要求を融合しなかったりしたら、マイクロプロセッサの誕生は大幅に遅れただろう。CPU「4004」開発回顧録は、一粒の種から出発し、電卓とコンピュータと半導体などの技術を融合しつつ、一歩一歩と、紆余曲折を経て、世界初のマイクロプロセッサ「4004」の誕生へと辿り着いた開発物語である。

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