スポーツIT革命の衝撃

 今、スポーツの世界で「革命」とも言うべき新たな取り組みが次々に誕生している。一昔前なら試合での選手のパフォーマンスをデータ化して戦術構築に活用するのはプロの専売特許だったが、最近では一般アスリートでも「見える化」が簡単にできるようになった。プロの世界では一歩進んで、選手に関するデータをクラウドに蓄積してビッグデータ化することで、フィットネスや疲労度を診断するサービスも徐々に浸透している。スマートフォンやクラウドといったITを核にしたイノベーションは、競技やトレーニングのみならず、テレビを主役としてきた観戦の常識をも変えようとしている。スポーツ界で起きているIT革命にスポットライトを当てる。

東京五輪のITシステム、開発者が明かすその全貌 [2017年06月12日]

 2020年の東京五輪まであと3年と迫った今、東京五輪向けのシステム構築プロジェクトはどのような状況にあるのか。プロジェクトを統括するフランスのIT企業Atosで東京五輪向けのプロジェクトを率いる担当...

「日本版GPS」18年本格運用、スポーツ活用に新機軸 [2017年05月31日]

2017年6月1日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は準天頂衛星システム(QZSS)「みちびき」の2号機を打ち上げる。みちびきは、人工衛星からの測位信号(電波)を使って位置情報を算出するGNSS(測位...

「成功にマジックなし」 米英の五輪メダル獲得戦略 [2017年05月26日]

日本のスポーツ産業と比較して10倍以上の市場規模があるとされる米国で、“スポーツビジネスの祭典”と呼ばれているイベントがある。マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院(スローンスクール)の主催で年...

GPSでケガ減らす、「カタパルト」が支持されるワケ [2017年05月19日]

サッカーのブンデスリーガ、ボルシア・ドルトムントの香川真司選手や、プレミアリーグ、レスター・シティFCの岡崎慎司選手らが、“ブラジャー”のようなものを身に着けて練習している風景を見たことがある読者もい...

楽天が本格導入、プロ選手はVRに何を求めたか [2017年05月15日]

北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手の代名詞となった「時速165kmの剛速球」。このボールは、大谷選手の手を離れてからホームベースに到達するまでに0.4秒もかからない。並外れた対応力を持つプロ野球...

エコシステムと熱気で圧倒、米スポーツビジネスの祭典 [2017年04月26日]

日本市場の5.5兆円(2012年)に対して60兆円ともいわれる米国のスポーツ産業市場。「2025年に15兆円」という目標を掲げて産業化に向けてようやく着火した日本市場を尻目に、今なお急成長を続ける米ス...

五輪の安心・安全は「顔パス」、NECが40年の集大成 [2017年04月25日]

東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで2017年3月現在、スポンサー契約を結んでいる国内IT企業はNEC、NTT、富士通の3社だ。オリンピックまであと3年と迫ったこれらの企業の取り組みを見てみよう...

使えるAIは「選手やコーチが一緒に創る」 [2017年04月21日]

世界中で開発競争が活発化している人工知能(AI)。スポーツ界での活用にも大きな可能性があることに疑いの余地はない。ただ、「AI脅威論」があるように、現場に導入しさえすればいいというものではない。AIと...

五輪効果は32兆円、走り出す国内IT企業 [2017年04月20日]

 2020年の東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開催まであと3年だ。2017年3月6日には東京都が、招致決定の2013年からの10年間で東京五輪・パラリンピックの経済効果は32兆円になるとの試...

スポーツAI、潜在力は「大」 芸術要素の判定は高い壁 [2017年04月19日]

今、産業界で最もホットなテーマの1つが人工知能(AI)だ。その波はスポーツ界にも押し寄せており、様々な現場でAIの活用が検討されている。ただ、スポーツというルールはあっても“感覚”、そして競技によって...

IBM、日本でもワトソンで「スポーツ新体験」 [2017年04月14日]

テニスのウィンブルドン選手権やゴルフのマスターズ・トーナメントなど、スポーツのビッグイベントで「IBM」のロゴを目にしたことがある人は多いだろう。米IBM社は20年以上の長きにわたってスポーツイベント...

成功のカギは信頼関係、データ起点のコンディショニング [2017年04月12日]

どのスポーツ競技でも、昨今のパフォーマンスの高度化には目覚ましいものがある。そうしたなか、さらなるパフォーマンスの向上のために、選手のコンディションデータの蓄積・分析が重要視されている。日本スポーツア...

日本柔道、劇的復活の舞台裏 データ活用で世界に勝つ [2017年03月14日]

「日本柔道界には、非常に強い固定観念があった。まずはそれを壊し、その上で今の時代や柔道の本質を考え、何をやるべきか決める必要があった」――。日本柔道界の“非常事態”とも言えるロンドン五輪での惨敗から4...

ラグビーで鍛え製造業へ 東芝、画像・音声解析AIの挑戦 [2017年03月13日]

1チーム15人、計30人もの選手がフィールドを激しく動き回り、体をぶつけ合う。しかも、すぐに密集ができて選手の姿勢もさまざま――。画像認識の対象として難易度が高いラグビーをあえて題材にし、自社技術を鍛...

緊張の悪影響を可視化 「メンタル」制御への一歩  [2017年03月07日]

 脳を鍛えてアスリートのパフォーマンスの向上を支援する新しいトレーニング法を確立する――。日本電信電話(NTT)は2017年1月、「スポーツ脳科学(Sports Brain Science:SBS)プ...

脳を鍛えて勝つ NTT、スポーツ「未踏領域」への挑戦 [2017年03月06日]

「ボールをよく見て打て!」。野球経験者ならコーチに、一度は注意されたことがあるだろう。確かにボールから目が離れていてバッティングの精度が落ちることはよくあるが、実は見過ぎても逆効果になってしまう。科学...

選手の緊張を映像で推定 パナソニック、観戦もっと楽しく [2017年02月27日]

2020年の東京五輪・パラリンピックで、トヨタ自動車とともに最高位スポンサー「ワールドワイドパートナー」に名を連ねるパナソニック。スポーツビジネスの開拓に熱心な同社が、プライベート展示会「Wonder...

NTTが冬の札幌で繰り出すスポーツ技術の宝箱 [2017年02月16日]

NTTグループは、札幌市と帯広市で2017年2月19日から開催される、アジア地域における冬季スポーツの発展を図る「2017 冬季アジア札幌大会」をサポートする。NTTは、スポーツ関連の技術とビジネスで...

NTTが世界最強のITスタジアムで得た自信 [2017年02月14日]

スマートスタジアムや動画配信におけるサッカーJリーグとの協業をはじめ、NTTグループはスポーツと情報通信サービスの融合を加速しようとしている。それによって、何を創出しようとしているのだろうか。

卓球、打倒中国へ トラッキングとVRに大きな期待 [2017年02月01日]

リオデジャネイロ五輪で男女ともにメダルを獲得した卓球日本代表。この躍進は、データに基づいた準備によって支えられていた。日本スポーツアナリスト協会が主催したスポーツ産業に関するイベント「スポーツアナリテ...

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