無線通信機器の用途の広がりとともに、無線通信モジュール設計技術の重要性が高まっている。無線通信モジュールの要となるのがアンテナだ。本連載では、アンテナの基本から設計、測定技術までにわたって解説する。
アンプレット 代表取締役社長
無線通信機器の用途の広がりとともに、無線通信モジュール設計技術の重要性が高まっている。無線通信モジュールの要となるのがアンテナだ。本連載では、アンテナの基本から設計、測定技術までにわたって解説する。
アンテナの測定技術と、進化のトレンドを学ぶ(後編)
今回は、アンテナが電子回路と融合し、さらにデジタル信号処理と組み合わされることにより、著しく性能が向上したマルチアンテナの技術について解説する。
アンテナの測定技術と、進化のトレンドを学ぶ(前編)
今回は、設計したアンテナが設計通りに動作しているかを確認するために、身に付けておくべきアンテナの測定技術について説明する。(本誌)
スパイラルリングアンテナと、UWB用アンテナの設計の勘所
過去2回、代表的な小形アンテナの1つであるチップアンテナと、平面状のパッチアンテナの設計について説明した。今回は、ヘリカル構造を用いることで小形化したスパイラルリングアンテナと、超広帯域のUWB用アンテナの設計について解説する。(本誌)
プリント基板上に形成できる、パッチアンテナの設計のコツ
前回は、代表的な小形アンテナの1つであるチップアンテナの設計について説明した。線状アンテナを折り返すことによって小形化を図った。今回は、プリント基板上に形成できる平面状のパッチアンテナの設計について解説する。(本誌)
アンテナ設計の鉄則、長さを調節して共振状態を作る
今回から、本題のアンテナ設計について、3回に分けて説明する。まず、効率の高い(放射抵抗が高い)アンテナの設計について説明する。続けて、代表的な小形アンテナであるチップアンテナの設計について解説する。
アンテナ設計は怖くない、電波が伝わる仕組みと用語を理解(後編)
今回は、アンテナでよく使われる専門用語のうち、定在波、アンテナの偏波(直線偏波)、アンテナの偏波(円偏波)、アイソトロピックアンテナ、ダイポールアンテナ、ダイポールアンテナの絶対利得、相対利得、アンテナの指向性(ビーム幅)、電界強度の順にそれぞれ説明する。
アンテナ設計は怖くない、電波が伝わる仕組みと用語を理解(中編)
前回は、アンテナ設計の意味を簡単に述べ、アンテナから電波が空間に放射されるメカニズムについて説明した。今回と次回はアンテナでよく使われる専門用語について解説する。(本誌)
アンテナ設計は怖くない、電波が伝わる仕組みと用語を理解(前編)
前回までに、無線通信に使える高周波を扱う上で不可欠な電磁気学について説明した。その電磁気学を基に、今回は「アンテナとは何か」について解説する。まずアンテナ設計の意味を簡単に述べた後、アンテナから電波が空間に放射されるメカニズムについて説明する。(本誌)
今さら人に聞けない電磁気学を直感的に理解(後編)
前回は、無線通信に使える高周波を扱う上で不可欠な波動方程式とオイラーの式について、一般的な教科書とは全く異なるアプローチで分かりやすく説明した。今回は電磁気学の基礎となるマスクウェルの方程式を数学的に捉えることなく直感的に理解するための考え方を説明する。
今さら人に聞けない電磁気学を直感的に理解(前編)
無線通信機器の用途の広がりとともに、無線通信モジュール設計技術の重要性が高まっている。無線通信モジュールの要となるのがアンテナだ。本連載では、アンテナの基本から設計、測定技術までにわたって解説する。今回と次回は、無線通信に使える高周波を扱う上で不可欠な電磁気学を理解しやすいように説明する。