MRの視点を採り入れる

 エクスメディオは、医師間(DtoD)の皮膚疾患診療支援サービス「ヒフミル君」を手掛ける。「日本初の無料で使える医師向け臨床支援アプリ」(同社 CTO/Co-Founderの今泉英明氏)で、皮膚科の非専門医がアプリで相談を投げかけると、短時間で専門医からの診療アドバイスが得られる。眼科版の「メミルちゃん」もある。

 同社は「医師同士の互助を支援し、医療を底上げする」(今泉氏)ことを狙い、これらのサービスを提供中。課題は、ユーザー数の拡大や多角的な視点からの製品評価という。

 メンターリングでは、製品やサービスの価値をMSDのMR(医薬情報担当者)が検証する。検討中の新機能についての議論や調査も行う。

 今回のキックオフを受け、各テーマについて2016年6~8月にメンターリングを実施。同年9月までにデモンストレーションの機会(デモデー)を設けたい考えだ。