特集 新FIT制度で変わる再エネ戦略
目次
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「FIT卒業」を見据え、再エネ価値の顕在化を
<第6回>「環境価値」の活用で収益性アップも
固定価格買取制度(FIT)の改正により、過去に認定を受けた高いFIT価格の太陽光プロジェクトの認定取消が実施され、増設によってプロジェクトの採算性を高める方法も採用できなくなった。一方で、新規認定のFIT価格は下がり続けている。今後も、持続的に太陽光発電事業で成長していくためには、どのような方向性が…
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「8月31日・FIT改正」を受け、太陽光の更なる改善手法は?
<第5回>環境価値を顕在化させてキャッシュに変える
経済産業省・資源エネルギー庁は2017年8月31日に固定価格買取制度(FIT)に関する法施行規則と告示を改正した。今回は、認定取得後の太陽光パネルの増設(事後的過積載)に関する規制が主要変更点である。この改正ポイントをおさらいし、残された改善方法について考えよう。
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太陽光の売電収入を増やす「3つの手法」
<第4回>蓄電池、パワコンの省エネ、パネル洗浄の効果を検証
第4回の本稿では、太陽光発電所の売電収入アップの様々な工夫を取り上げる。売電収入を確実に増加させる手段として、これまで「パネルの増設」があったが、制度改正で規制されることになった。だが、そのほかにもいろいろな形で投資効率を改善できるような手法がある。今回はその施策として、「蓄電池の設置」「パワーコン…
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「O&Mの義務化」で具体的に何をすべきか?
<第3回> 太陽光発電所のトラブルと「太陽光保守ガイドライン」
第3回の今回は、太陽光発電所の運用・保守(O&M)について取り上げる。固定価格買取制度(FIT)の改正法では、O&Mの重要性が再認識され義務化されることとなった。
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変化する太陽光市場、その傾向と対策
<第2回>FIT改正後に予想されるビジネス環境
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)が改正され、2017年4月1日より施行された。第2回目の本稿では、FIT制度5年間の再エネビジネスを概観し、改正FITによるこれからのビジネスシーンを予想する。
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再生可能エネルギービジネスのルールが変わった!
<第1回>改正FIT法の概要と、移行へのチェックポイント
改正固定価格買取制度(改正FIT)が施行され、再生可能エネルギーは本格的な普及期に入る。再エネ事業について、どのような変化が生じるのか。その変化に対応するためには、どのような取り組みが必要なのか、本連載ではこうした視点から解説する。第1回目は、再エネ・ビジネスを推進する者にとって、極めて重要な制度変…