• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエレクトロニクスいまさら聞けないオシロスコープの超基本 > オシロのリンギングを抑える裏ワザ

いまさら聞けないオシロスコープの超基本

オシロのリンギングを抑える裏ワザ

周波数帯域と立ち上がり時間で、最適なオシロスコープを選択する(3)

  • 三浦 寛=テクトロニクス 営業統括本部 カストマサポートセンター アドバンスト・トレーナー
  • 2017/04/19 05:00
  • 1/2ページ

出典:日経エレクトロニクス、2013年4月15日号、pp.86-89(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

前回の記事はこちら

リンギングとグランド・リードの関係

 周波数特性とパルス特性の関係を説明したところで紹介したリンギングという現象、実は、プローブのグランド・リードの長さが変わることでも起きてしまう。測定結果に大きな影響があるため、その現象と対策を理解してもらいたい。結論から言えば、プローブのグランド・リードはできるだけ短くしてもらいたい。グランド・リードが無い場合には、被測定信号そのものの波形が正しく表示される。

 被測定信号にプローブの先端を最短で接続したとしてもグランド・リードが長い場合は、グランド・リードを使わない場合と比べるとステップ信号の立ち上がりにリンギングと呼ばれる大きな振幅の減衰振動が表示される(図6)。被測定信号とは関係のないひずみで立ち上がり時間やオーバーシュートなど測定結果に大きな影響を与える。このため、プローブと被測定信号はできるだけ最短で接続するように調整したい。プローブのグランド・リードによるインダクタンス成分と入力キャパシタンス成分によるLC共振回路が、このリンギングの原因である。

図6 信号表示の変化
グランド・リードにより、信号にリンギングが乗ってしまう。グランド・リードはできるだけ短く使用する。
[画像のクリックで拡大表示]

おすすめ