• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOME新産業スタートアップCES 2017 > オーディオ、有機EL、AIについてソニー平井社長が語る

CES 2017

オーディオ、有機EL、AIについてソニー平井社長が語る

CESのラウンドテーブルから

  • 根津 禎
  • 2017/01/16 18:45
  • 1/3ページ
インタビューに答えるソニーの平井氏
インタビューに答えるソニーの平井氏
[画像のクリックで拡大表示]
「MDR-1000X」
「MDR-1000X」
[画像のクリックで拡大表示]
開発した、ノイズキャンセル機能搭載の「True Wireless」のイヤホン
開発した、ノイズキャンセル機能搭載の「True Wireless」のイヤホン
[画像のクリックで拡大表示]
首にかけて利用するネックバンドタイプのイヤホン
首にかけて利用するネックバンドタイプのイヤホン
[画像のクリックで拡大表示]

 「CES 2017」の会期中、ソニー 代表執行役社長 兼 CEOの平井一夫氏に対する日本の報道機関の共同インタビュー(ラウンドテーブル)が開催された。そのインタビューに答えるかたちで、「CES 2017」で発表した製品や2017年の事業戦略などについて語った。発言の趣旨は以下の通りである。

 北米では、テレビ事業が順調であり、次はオーディオ事業の成長を狙いたい。そこで重要になるのは、「ソニー=高品質のオーディオ」ということをどう伝えていくかということである。こうしたイメージは、アジアや欧州、中南米などでは定着していると考えており、北米でも同様にしたい。

 ヘッドホンに関しては、得意とするノイズキャンセル機能を武器に事業を拡大する。同機能を搭載したヘッドホンのフラッグシップ機「MDR-1000X」があるが、さらにいろいろな形状のものを販売していくつもりだ。本体のみでワイヤーがない、いわゆる「True Wireless」のイヤホンや、首にかけて利用するネックバンドタイプのイヤホンを開発し、今回のCESで参考展示した。

 アナログオーディオには手ごたえを感じている。ソニーだけではなく、日本ではアナログオーディオが盛り上がっている。私自身、ハイレゾオーディオ好きということもあり、アナログオーディオにはあまり期待していなかったが、実際にアナログ音源を聞いてみると、その温かみと厚み、奥行きのある音に感動した。そう感じる人が多いのだと思う。アナログオーディオ単独で巨大な事業になるとは思わないが、アナログオーディオに対するリスペクトは忘れずに、ソニーはこの事業に力を入れていく。

 カメラ事業は好調で、特に(小型のフルサイズのミラーレスカメラである)「α7シリーズ」が1つの市場を形成したという自負がある。そこでソニーとしては、フルサイズ機やミラーレス機、そして「RXシリーズ」のような高級コンパクト機を積極的に展開していきたい。

 スマートフォンのカメラの2眼化には大いに期待している。イメージセンサー事業にとっては大きなビジネスチャンスだ。だが、現状では、2眼カメラを搭載したスマートフォンは全体の一部に過ぎない。今後、どの程度まで広がるのかが重要だ。あくまで個人的な考えだが、アウトカメラだけでなく、仮にインカメラまで2眼になればイメージセンサー事業にとっては大きなプラスになるだろう。だた、インカメラが2眼になるとしても、ずっと先のことになると思う。

おすすめ