2018年1月9日~12日に米ラスベガスで開催の、米国最大のコンシューマーエレクトロニクス関連の展示会「CES 2018」をレポートする。
CES 2018
2018年1月9日~12日に米ラスベガスで開催
目次
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画質技術の集大成、アイキューブド研究所がUHD BDプレーヤー
麻倉怜士CES報告
ソニー出身の映像技術研究者で、現在はI3研究所(アイキューブド研究所)代表取締役の近藤哲二郎氏が、これまでの多彩な開発成果を集大成した統合型画質向上システム「S-Vision」を開発した。このシステムを内蔵したUHD BD(Ultra HD Blu-ray)プレーヤーの技術発表が、「CES 2018…
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LG Displayが開発、65型巻き取り有機ELディスプレー
麻倉怜士CES報告
ついに、巻き取り型の有機ELディスプレーが登場した。韓国LG Display社は「CES 2018」(2018年1月9~12日、米国ラスベガス)会場のスイートルームにおいて関係者限定で、開発に成功したばかりの65型巻き取り型有機ELディスプレーを披露した。同社は、巻き取り型有機ELディスプレーの開発…
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ソニーのプロセッサー「X1 Ultimate」、4K/8Kを高画質化
麻倉怜士CES報告
ソニーから高性能の画像プロセッサーが発表された。「X1 Ultimate」(X1 アルティメイト)だ。従来の「X1 Extreme」(X1 エクストリーム)に比べて、約2倍のリアルタイム処理能力を持つという。線幅ルールを狭め、これまでは逐次処理だったのを並列処理に変え、CPUスピード、メモリーのバン…
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Continentalの車載コンピューター、半導体は“柔軟性”優先
ドイツContinental社が、自動運転車の“頭脳”として中核を担う制御ユニット(車載コンピューター)の供給に乗り出した。実用化の時期は2019年で、まずは運転支援システムの制御ユニットとしての採用されることになりそうだ。
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LG Displayの88型8K有機ELを見た
麻倉怜士CES報告
韓国LG Display社は「CES 2018」(2018年1月9~12日、米国ラスベガス)会場のコンベンションセンター 中央ホールの2階会議室に、招待者に向けた新製品・試作機のお披露目の場を設けていた。その会議室に、88型8Kの有機ELディスプレーが壁掛けされていた。画質は素晴らしい。
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ユニークな技術で勝負、中国HisenseはレーザーTVに全力投球
麻倉怜士CES報告
「CES」の会場では新しいディスプレー技術が数多く紹介されたが、以前から存在するも、あまり顧みられていないアイテムに徹底的にこだわり、推進している中国の大手テレビメーカーが目を引いた。Hisense社である。レーザー光をDLPデバイスで変調し、3原色の蛍光体回転板によってフルカラー表示を得る。その光…
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QDレーザの網膜直接描画ディスプレーを体験した
麻倉怜士CES報告
ディスプレーというものは、「目の前にディスプレー(展示)されていて、そこから発せられた光がある距離を介して目の網膜に入る」という仕組みの表示機器だと思っていた。しかし、光を直接網膜に書き込むならば、高効率に映像にアクセスする(いや比喩的には、映像が目にアクセスする)ことができるのではないか――。
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Quanergy社のメカレスLIDAR、ずれ込んだが2018年出荷へ
米Quanergy Systems社が“メカレス”LIDAR(レーザーレーダー)の出荷にこぎつけた。米国カリフォルニア州サニーベールに生産拠点を開設し、2018年第1四半期にも供給を開始する。
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日本電産、コラム式EPSもモーターECU一体型に
日本電産は、ステアリングホイールの回転をコラム部で支援する「コラム式」の電動パワーステアリング(EPS)向けに、電子制御ユニット(ECU)を一体化したモーターを開発した。2018年2月にも量産を開始する。A~Bセグメントの小型車に向ける。
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Samsungの146型「マイクロLED」ディスプレーに注目
麻倉怜士CES報告
ポスト有機EL(OLED)を狙うディスプレー方式として有力視されている「マイクロLED」に、韓国Samsung Electronics社が参入。同社は、マイクロLEDテレビ「The Wall」を「CES 2018」(2018年1月9~12日、米国ラスベガス)で発表した。
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テレビに入るAI、その真価は?
麻倉怜士CES報告
全産業を覆いつつあるAI化の波が、ついにテレビまで及んできた。テレビの大手2社である韓国のLG Electronics社とSamsung Electronics社も「AI」という言葉を多用するが、その取り組みは異なる。
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35mmのホバーが可能、Cypressが車載タッチコントローラー
米Cypress Semiconductor社は、車載インフォテイメントシステム向けに、タッチスクリーンコントローラーICの新ファミリー「TrueTouch CYAT817」を発表した。スクリーンから最大35mm離れた指を検知可能なホバー機能と、複数の指の圧力を正確に測定可能なフォースタッチ機能を搭…
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CESのAIセクションは「中国主役」が鮮明
米国ラスベガスで開催中のCES 2018では、AI(人工知能)を使ったスマートスピーカーで米アマゾン・ドット・コムと米グーグルが火花を散らす中、着々と中国がその市場を狙っている姿が鮮明となった。
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ソニーが大型ブース、「aibo」や車載向けイメージセンサーに注目集まる
ソニーは、米ラスベガスで2018年1月9日(現地時間)から開催中の「CES 2018」で大型ブースを出展。犬型のエンターテインメントロボット「aibo」や車載向けのイメージセンサー技術、「Xperia」シリーズのスマートフォン新版などを展示した。
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ハイビームでも眩しくないヘッドライト、TIがデモ
米Texas Instruments(TI)社は、映像投影システム「DLP(Digital Light Processing)」を自動車のヘッドライトに展開する。
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パナソニックがEV用駆動システムに本腰、18年生産開始
CES 2018に現行製品と次世代品を出展
パナソニックは、電気自動車(EV)などの電動車両に向けた駆動システム(電動パワートレーン)「ePowertrainプラットフォーム」を開発し、CES 2018に出展した。車載充電器(AC-DCコンバーター)とDC-DCコンバーター、モーター駆動用のインバーター、電力の分配や駆動/回生時の電力経路の制…
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Valeoが48VでEV、二つの「100」で中国ルールに対応
コストは20%削減
48Vシステムと聞くとハイブリッド車(HEV)を連想するが、フランスValeo社は電気自動車(EV)への適用を提案し始めた。高電圧システムを使うEVに比べて、「システムコストを20%以上削減できる」(ヴァレオジャパン執行役員ジャパンCTOの武内稔氏)。2人乗りの小型EVに適用すれば、車両価格を900…
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新EVブランド「BYTON」、中国資本なのに“欧州の香り”
2019年に最初のEVを投入へ
奇抜な外観をまとって最高速度や加速性能ばかりをアピールする。中国の電気自動車(EV)ベンチャーに多い“あるある”だ。派手な新興メーカーが数多く誕生しては埋没する中で、2017年に立ち上がった「BYTON」は毛色が違う。
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「もうチキンバスケットとは言わせない」
LIDARのVelodyne社
クルマの天井でくるくる回り、周囲の状況を把握する。自動運転の実験車両がほぼ標準的に採用しているLIDAR(レーザーレーダー)を供給するのが米Velodyne LiDAR社だ。優れた認識精度が高く評価されている一方で、「量産車には使えない」(ある自動車メーカーの自動運転技術者)との声も少なくない。
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ルームミラーに虹彩認証、乗り込むだけで自分好みの車内環境に
米Gentex社は、虹彩認証機能を搭載した自動車のルームミラーを開発した。運転者を特定できるようにすることが目的。シートや空調などの設定で個人の好みを保存しておけば、ミラーを見つめるだけで再現できるようになる。
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