富士重工業は、小型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「XV」を全面改良した。「SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)」を適用することで、走行性能や安全性能を高めた。「ジュネーブモーターショー2017」で車両を初公開した(図1〜6)。
SGPの採用は、2016年10月に同社が発売したスポーツセダンの新型「インプレッサ」に続いて2車種目となる。XVとインプレッサの開発責任者を務めた富士重工の阿部一博氏(スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャー)によると、「この二つの車両は同時並行で開発を進めてきた」という。