トヨタ自動車は、2016年1月11日に開幕した「The North American International Auto Show (NAIAS、デトロイトモーターショー)2016」で、新型スポーツクーペ「Lexus LC500」を公開した(図1)。
今回の展示会で公開したガソリンエンジン搭載車は2017年に北米で発売する計画であり、2020年にはFCV(燃料電池車)も投入する方針である。同日に開催したプレスカンファレンスで、同社の社長である豊田章男氏が明らかにした(図2)。
LC500は、2012年1月のNAIAS に同社が出展したデザインモデルの「Lexus LF-LCコンセプト」をベースに開発した量産車である。2ドアクーペの最上級モデルに位置付けられる。Lexus GS Fや同RC Fと同じ排気量が5.0LでV型8気筒のガソリンエンジンに、10速AT(自動変速機)を組み合わせる。最高出力は349kW/7100rpm、最大トルクは530N・m/4800~5600rpmとなっている。