日本気圧バルク工業は、「デジタルヘルスDAYS 2018」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)で複数人が利用できる酸素ルームを展示した。最近の働き方改革の流れを受けて、社員の疲労を回復する福利厚生の目的で企業が導入する例が増えているという。

複数人が利用できる酸素ルームを展示
複数人が利用できる酸素ルームを展示
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 狭いカプセル型に比べて、広くて複数人が一度に入れるルーム型の人気が高まっているという。酸素ルーム内で会議をする企業もあるようだ。複数人用の酸素ルームの価格は数百万円になる

 酸素ルームはコンプレッサーで空気を出し入れして室内の気圧を制御する仕組み。スポーツ選手が疲労回復の目的で使うことが知られている。その他にも接骨院や介護施設、エステなどに導入されているという。

酸素ルームの外装を自由にデザインできる
酸素ルームの外装を自由にデザインできる
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 日本気圧バルク工業は、最大24人まで入れる酸素ルームを国内の自社工場で設計・製作している。広い酸素ルームであれば室内でストレッチをしたり、テレビを見たりすることもできる。これまでの納入実績は1000件以上という。酸素ルームの外装を自由にデザインするサービスも提供している。