ヘルスグリッドは「デジタルヘルスDAYS 2018」(主催:日経BP社、協力:日経デジタルヘルス)において、心と体の健康状態を生涯に渡って維持・改善するためのサービス「生涯健康銀行」を紹介した。「健康は資産である」として、資産を扱う銀行のように健康状態を管理することを目指す。

健康状態の管理、分析、形成、運用でサービスを構成する
健康状態の管理、分析、形成、運用でサービスを構成する
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 2017年4月から台湾のスマート健康都市づくりのプロジェクトに参加しており、現在18万人の健康データを管理しているという。この知見を生かして、日本向けに生涯健康銀行サービスを開発している。サービス開始は2019年を想定する。

 健康状態の「管理」と「分析」「形成」「運用」でサービスを構成する。このうち分析では、少ない項目で体の状態を高精度に推計するアルゴリズムを開発した。活動量や血液などの600を超える生体データの相関関係を調べて実現したという。相関関係から「メタボスコア」や「ボディスコア」「ロコモスコア」とった健康に関する評価をスコアとして導き出す。