東京モーターショー2017
2017年10月27日(金)~11月5日(日)、東京ビッグサイトで開催
目次
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オムロンの車載向けLiDAR、機械式に方針転換
オムロンは、開発中の車載向けLiDAR(Light Detection And Ranging)センサーを展示した(図1)。
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ボッシュがコネクテッドカーで車載部品の予兆保全
運転者のスケジュールに合わせて修理工場に予約
ドイツBosch社は、運転者に車載部品の故障を予測して告知する機能などを備えたコネクテッドカーのコンセプトを「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:2017年10月28日~11月5日)に出展した。同社は同展示を「コネクテッドカーが運転者にどのように役立つか」(同社)を伝え…
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LiDAR内蔵ランプは2020年代前半を目指す、小糸製作所が参考出展
小糸製作所は、LiDAR内蔵という想定のヘッドランプとテールランプを「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:2017年10月28日~11月5日)に参考出展した。左右のヘッドランプに2個ずつ、左右のテールランプに1個ずつ、計6個のLiDARによって、「車両の周囲360°をカ…
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KDDI、クルマ点検ARなどアプリベンダーとしてアピール
KDDIは「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:10月28日〜11月5日)の主催者テーマ展示フロア「TOKYO CONNECTED LAB 2017」に出展。クルマ向けアプリケーション提供ベンダーとしてアピールした。
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振り回すと「いたい!」と表現するトルクレンチ
東日製作所、作業者とコミュニケーションする工具のコンセプト
東日製作所(本社東京)は、コミュニケーション型トルクレンチのコンセプトモデル「パートナートルクレンチ TONY」を「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト)に出展した。トルクレンチを作業者の「パートナー」と捉え、音声や光、振動でコミュニケーションを取れるようにした。
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若冲「鳥獣花木図屏風」がモチーフの漆塗りステアリング
浄法寺漆産業、分子接合技術で耐久性を向上
浄法寺漆産業(本社盛岡市)は、漆塗りを施したステアリングを「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト)に出展した。岩手県の伝統工芸である「浄法寺塗」の技術を生かし、蒔絵や螺鈿で紅葉や龍、伊藤若冲作「鳥獣花木図屏風」を表現したもの。漆器とは異なる接合技術を採用し、金属と塗膜の接合強度…
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14万7000円の電動バイク、スマホアクセ会社が展示
スマホアクセサリーの企画製造販売などを手掛けるMSソリューションズは、14万7000円(税別)と低価格な電動バイク「notte」などを、「第45回 東京モーターショー2017」で展示した。電動自転車(10万円程度)と一般の原動機付自転車(原付、20万円程度)の中間の価格帯を狙うとする。
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「EVで必須」、バックアップ用キャパシターを展示
今仙電機製作所は車載バッテリーが故障しても、各部品へ一時的に電力を供給できるキャパシターを「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト)に出展した。バッテリーの電圧が低下するといった緊急時に、同製品によって電動ブレーキの作動やドアロックの解除などができるとする。
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カルソニックカンセイ、強い縦渦を発生するEGRクーラー
フィンの改良で熱交換効率を10%改善、20%の軽量化
カルソニックカンセイは、新型フィンを搭載したガソリンエンジン用のEGR(排ガス再循環)クーラーを、「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:2017年10月28日~11月5日)に出展した。
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回転抵抗を半減したハブベアリング、燃費0.42%改善
NTN、シール構造やグリース見直した「低フリクションハブベアリングII」
NTNは、回転抵抗を従来品に比べて50%低減したハブベアリング「低フリクションハブベアリングII」を開発。「第45回東京モーターショー2017」に出展した。車両燃費を0.42%改善できるとしている。
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ニッパツ、ディープラーニングで座り心地の良いシートを設計
シミュレーションと組み合わせ、現物なしで快適性を評価する
ニッパツは、ディープラーニングなどを応用して、座り心地の良いシートを設計する技術を開発、パネル展示の形で「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:10月28日~11月5日)で公開した。人が座ったときに、人体とシートの接触面に生じる圧力分布を基に、心地よさの数値指標を算出す…
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東日製作所、トルクレンチに顔認証機能など搭載
2度締めを防ぐカメラ搭載ヘッドや軸力測定が可能なヘッドを参考出展
東日製作所(本社東京)は、次世代型トルクレンチのコンセプトモデル「CEM4.0+」を「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:10月28日〜11月5日)で公開した。3.5インチの液晶タッチパネルを備える他、顔認証機能などを搭載。交換ヘッドとして、カメラを搭載した「POKA…
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紙すき技術でCFRP製エンジンマウントブラケット
大豊グループ、プリプレグを再利用する技術を開発
大豊工業とグループ会社の日本ガスケット(本社愛知県豊田市)は、紙すき(抄造)技術を応用して製造した炭素繊維複合樹脂(CFRP)製のエンジンマウントブラケットを「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:10月28日〜11月5日)に参考出展した。プリプレグの端材を再利用する技…
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車両の意思を周囲に伝える「コミュニケーション・ライティング」
市光工業、自動運転向け技術のコンセプトを出展
市光工業は、車体の全周に設置したLEDライトで周囲に合図を送る技術「コミュニケーション・ライティング」のコンセプトを「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:10月28日〜11月5日)に出展した(図)。自動運転時、車両が周囲の歩行者やドライバーに意思を表現する手段として開…
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スマホと車載機器の連携、トヨタ・日産らはSDLへ
自動車のインフォテインメントシステムとスマートフォン(スマホ)アプリを接続するオープンソースプラットフォーム「Smart Device Link」(SDL)を管理するSmartDeviceLink Consortium(SDLC)は、日本分科会を設立すると、「第45回 東京モーターショー2017」…
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東京モーターショーで、ベンチャー企業が本音トーク
未来に向けて、東京モーターショーで大規模な併催イベントを実施
第45回東京モーターショー(一般公開2017年10月28日~11月5日)の開催に合わせ大規模セミナー「Future Mobility Summit Tokyo 2017」が開催された。両国国技館で10月24日に実施したDay1に次ぎ、10月27日にはDay2として東京ビックサイトでビジネス・ストラ…
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ヤマハ発がシリーズHEVの4輪車を披露、1気筒エンジンで発電
電池技術の進捗に応じてEV化を想定
ヤマハ発動機は「第45回 東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:10月28日~11月5日)で、シリーズハイブリッド車(HEV)で4輪のコンセプト車を披露した。名称は「MWC-4」。普通自動車運転免許で運転できる、超小型モビリティーとして位置付ける。
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5本のボールねじでタイヤがくねくね動く
NSK、EVの駆動モジュールをコンセプト展示
日本精工(NSK)は、新開発の電動サスペンションとインホイールモーターなどから成る電気自動車(EV)向けの駆動モジュールのコンセプトモデル「フレックス コーナー モジュール」を、「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:2017年10月28日~11月5日)に出展した。クルマ…
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パイオニア、量産タイプの三次元LIDARを公開
2020年以降に1万円以下で提供へ
パイオニアは、MEMS(微小電子機械システム)ミラーを用いた三次元LIDAR(レーザーレーダー)の試作品を、「第45回東京モーターショー2017」(東京ビッグサイト、一般公開:2017年10月28日~11月5日)で公開した。
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東京濾器、燃料電池車向け水位センサー
東京濾器は、2017年10月25日に開幕した東京モーターショー(一般公開:10月28日~11月5日、東京ビッグサイト)で、燃料電池車(FCV)向けの水位センサーを出展した。一定以上の水位になると電極間の電圧が高くなる性質を利用した。