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仲間と共に多様な医療サービスを、テクマトリックス

クラウドPACS「NOBORI」を活用しSaaSとして提供

2016/04/24 13:24
増田 克善=日経デジタルヘルス
SaaSで提供するNOBORI-PALの検査予約アプリケーション。紹介元施設はiPadでも画像参照可能
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 テクマトリックスは、同社のクラウドPACS「NOBORI」のインフラを利用し、SaaSとして提供する医療クラウドサービス「NOBORI-PAL」を「2016 国際医用画像総合展(ITEM 2016)」に出展した。同サービスは2016年4月11日に発表したもの。同社開発のサービスだけでなく、パートナー(PAL=仲間)が開発したサービスも加えながら、医療現場を支援するツールをクラウド上に集めていくことが特徴だ。

 NOBORIは、「NOBORI-CUBE」と呼ばれるSSD(フラッシュメモリーを用いた補助記憶装置)内蔵の小型専用アプライアンスを院内に設置するだけで、従来のようなPACSサーバーを必要とせずにクラウド上でPACSを稼働できる仕組み。「2012年の発売以来、導入施設は450施設へと順調に拡大している。医療連携にも利用したい、院外からも画像参照したいといった声も多くなり、SaaSとして提供することになった」(同社広報)という。

 まずは、検査予約サービス「TONARI」、緊急時外部画像参照サービス「TSUNAGU」、医療向け音声入力サービス「AmiVoice CLx」、3D医用画像解析ワークステーション「myrian」の4サービスを同年度上半期中に順次リリースしていく。このうちTONARIとTSUNAGUは同社開発によるもの。AmiVoice CLxはアドバンスト・メディア、myrianは仏Intrasense社がアプリケーションを提供する。

 TONARIは、診療所などが連携医療機関の画像検査機器を予約できるとともに、検査結果画像をオンラインでDICOMビューアやiPadで参照可能サービス。連携先、連携元とも特別なシステムやソフトのインストールは不要で、ブラウザーで参照できる。

 TSUNAGUは、夜間・休日の緊急時などで、医師の画像確認が必要な際に院外から利用できるサービス。画像参照ビューアはシンクライアント方式のため、端末上にはデータは残らない。モバイル端末を用いた画像参照も可能。2016年4月より、画像診断を担当する常勤の医師が夜間・休日の緊急時に院外から読影した場合も画像管理加算が認められるようになった。「(診療報酬改定を)意識したサービスではないが、タイムリーなリリースになった」(同社広報)。

 NOBORI-PALのログイン認証はID/パスワードによる施設認証・端末認証を行うが、将来的にはHPKI認証に対応する。「紹介状の送受はまだできないが、検査・画像情報提供で電子署名を付加できるようHPKIに対応」(同社広報)していく予定だ。

日経デジタルヘルス Special

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