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東芝メディカル、AI活用の臨床向け「コックピット」

情報の“収集・統合・加工・提示”で差異化狙う

2017/04/19 07:03
大下 淳一=日経デジタルヘルス
「Medical Informatics」コーナーを設けた
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医療情報統合ビューワー「Augmented Clinical Cockpit」
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Olea社の画像処理ソフトウエア
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超音波画像診断装置の旗艦モデル「Aplio iシリーズ」
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マンモグラフィー「Pe・ru・ru LaPlus」にはトモシンセシス機能を搭載
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 「臨床医がより効率的で質の高い診療を提供するために必要な情報を、収集し、統合し、加工して届ける」――。東芝メディカルシステムズは「2017 国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)で、そんな同社のミッションを体現する技術や製品をアピールした。

 それを象徴したのが、ICT関連の展示を集めた「Medical Informatics」と名付けたコーナー。画像データや血液検査結果、バイタルサインなど患者のさまざま生体情報を、医療機器やPACS、電子カルテなどのベンダーに依存することなく統合的に管理できる「ベンダー・ニュートラル・データフロー・マネジメント(Vendor Neutral Dataflow Management)」を紹介した。東芝メディカルの子会社で画像処理・解析技術を持つ米Vital Images社、およびVital Images社が2016年に買収を発表したベンダー・ニュートラル・アーカイブ(VNA)ベンダーのカナダKaros Health社のノウハウを融合した。

 こうした統合的な患者情報を、臨床現場に効果的に届ける仕組みとして提案したのが「Augmented Clinical Cockpit(仮称)」と呼ぶ医療情報統合ビューワーである。診断や治療、フォローアップなどの診療ワークフローに沿って表示内容を柔軟に変え、各時点で臨床医が必要とする情報を的確に表示する。治療とその効果を患者のさまざま生体情報に照らして表示し、次の判断を支援するといった形だ。AI(人工知能)の活用も念頭に入れる。現在、薬事承認取得に向けた手続きを進めている。

 MRIの展示コーナーでもICTに関するものとして、東芝メディカルが2015年に買収したフランスOlea Medical社の画像処理ソフトウエアを紹介。脳梗塞などの中枢神経疾患のMRIによる診断において、各部位の機能異常を定量化して示せる画像処理能力などをアピールした。

 画像診断装置のハードウエアに関しては、高精細X線CT装置や、静音化技術や省スペース技術を導入したMRI、高周波プローブ搭載の超音波画像診断装置、X線血管撮影装置(アンギオ)と組み合わせて使うX線CT装置(Angio CT)などの新製品群を展示(関連記事)。トモシンセシス機能を備えたマンモグラフィー(乳房X線撮影装置)として、薬事承認を取得したばかりの新製品「Pe・ru・ru LaPlus」も披露した。

日経デジタルヘルス Special

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