最新の医療・画像機器と、その周辺機器の総合展示会「ITEM 2017」をレポートします。
■前回の「ITEM 2016」に関する記事一覧はこちら
2017年4月14~16日にパシフィコ横浜で開催
最新の医療・画像機器と、その周辺機器の総合展示会「ITEM 2017」をレポートします。
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横河医療ソリューションズ
横河医療ソリューションズは、「2017国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)において、画像診断医や臨床医、放射線技師などが検査画像を基にチャット形式でコミュニケーションする「b-chat」(仮称)を提案、参考出品した。
イメージ ワンのdurantaが新たな領域で活用
イメージ ワンは、電極パッドを胸に貼るだけのテレメトリー式心電送信機「duranta」(デュランタ)を「2017国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)で展示した。介護施設や在宅患者の遠隔見守りとして提供を開始したツールだが、不整脈の診断領域での活用が…
アレイがnetPDIによるソリューションを紹介
「安全・簡単・安価にネットで画像情報提供」「電子的に画像情報・検査結果を送受した際に算定できる診療報酬にも対応可能」――。「2017国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)におけるJIRA企画コーナーのプレゼンテーションに登壇したアレイの山中誠一氏は、…
日立製作所は、「2017 国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)で、超音波診断装置の最上位機種となる「ALOKA ARIETTA 850」(アロカ アリエッタ)や、1.5T(テスラ)超電導MRIの新製品「ECHELON Smart」(エシェロン スマ…
「装置ではなくソリューションの提供を」と堤社長
フィリップス エレクトロニクス ジャパンは、X線血管撮影装置「Azurion(アズリオン)」を「2017国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)で披露した。虚血性心疾患を始めとしたカテーテル治療に使用する血管撮影装置で、同年3月22日に販売を開始したば…
手指の骨の微細構造も高解像度で
コニカミノルタは、カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR fine(エアロディーアール ファイン)」を「2017国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)に出展した。同製品は2016年12月に販売を開始したもの。
日本画像医療システム工業会(JIRA)は、「2017 国際医用画像総合展(ITEM 2017)」内で記者会見を開催、会長の小松研一氏が登壇し2017年度の活動基本方針を示した。具体的には、次の4項目を活動方針として掲げた。すなわち、(1)地域包括ケアシステム構想に向けた画像医療システム産業発展への貢…
情報の“収集・統合・加工・提示”で差異化狙う
「臨床医がより効率的で質の高い診療を提供するために必要な情報を、収集し、統合し、加工して届ける」――。東芝メディカルシステムズは「2017 国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)で、そんな同社のミッションを体現する技術や製品をアピールした。
医療事業は「キヤノンの成長担う大黒柱」と宣言
キヤノン 代表取締役会長CEOの御手洗冨士夫氏は2017年4月15日、「2017 国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)の展示会場を視察した。2016年12月に同社が子会社化した東芝メディカルシステムズの展示ブースなどを見て回った。
ドイツSiemens Healthcare社日本法人のシーメンスヘルスケアは「2017 国際医用画像総合展(ITEM 2017)」(2017年4月14~16日、パシフィコ横浜)で、新ブランド「Siemens Healthineers」を打ち出したブースを展開。タブレット端末で操作できるX線CT装置「…
東芝メディカルシステムズは2017年4月14日、業界初をうたう空間分解能0.15mmを実現した160列X線CT装置「Aquilion Precision」の国内販売を開始した。面内方向と体軸方向のそれぞれで、空間分解能を従来比2倍に向上。従来の0.5mmスライスでの撮影に対し、今回は0.25mmス…
「来年は名実ともにキヤノンのブースとしての出展を目指す。今年は『キヤノンメディカル』への移行の年。今朝、その決起大会を開いた」――。
画像診断装置大手各社、ICTとの融合を急ピッチで進める
今回は東芝メディカルシステムズとして出展しているが、展示ブースには大きく「キヤノングループ」と表示。キヤノン傘下で新たなスタートを切ったことを宣言している格好だ。展示期間中には、キヤノン代表取締役会長CEOである御手洗冨士夫氏のブース視察も予定されている
「X線光学系技術」や「臨床アプリケーション」を搭載
東芝メディカルシステムズは、「X線光学系技術」や「臨床アプリケーション」を搭載した80列マルチスライスCT「Aquilion Prime SP」(アクイリオン プライム エスピー)の国内販売を2017年4月3日に開始した。
シーメンスヘルスケアは、タブレット端末で操作できるX線CT装置「SOMATOM go」(ゾマトム ゴー)の国内販売を2017年4月5日に開始した。オペレーターは検査室と操作室を行き来することなく、患者に寄り添ったCT検査を実施できる。操作室を必ずしも必要としない設置環境も実現できる。