「いよいよ研究から臨床・実サービスへ」と題して、遺伝子データをはじめとするビッグデータの臨床・実サービスへの応用に関する現状と課題、展望を探る「医療ビッグデータ・サミット2016」(主催:日経デジタルヘルス)が2016年2月26日に東京で開催される。同セミナーをレポートする。
医療ビッグデータ・サミット2016
2016年2月26日に東京で開催
目次
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医師と人工知能、すみ分けは可能か?
帝京大の澤智博氏が語る医療の未来
臨床でのゲノム情報の利用が進むと、医療はどう変わり、医師や医療情報システムの役割はどう変化していくのか。帝京大学 医療情報システム研究センター教授の澤智博氏は、「医療ビッグデータ・サミット2016」(2016年2月26日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇し、このようなテーマで講演した。
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ヤフーとジーンクエストが語る遺伝子解析サービス
「医療ビッグデータ・サミット2016」(2016年2月26日、主催:日経デジタルヘルス)では、遺伝子解析に基づくヘルスケアサービスを共同で手掛けるヤフーとジーンクエストが講演した。
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ソニー社員らの応募殺到、ゲノム情報サービス検証
医療機関と連携したゲノム提供情報サービスの実現を目指すP5(東京都)は、「医療ビッグデータ・サミット2016」(2016年2月26日、主催:日経デジタルヘルス)で講演し、運用検証中のゲノム情報提供サービスについて、その特徴や狙いを説明した。同社 ゼネラルマネージャープロダクト&サービスディベロップ…
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疾病のリスクは「アミノ酸」で分かる
昆布のうま味成分はグルタミン酸というアミノ酸の一種である、という発見を起源に持つ企業――。それが味の素だ。研究はその後、さまざまなアミノ酸へと広がり、現在のような多角化が進んだという。多角化した事業のうちの1つが、ヘルスケア分野だ。
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“実世界データ”を新薬開発や育薬に
アイ・エム・エス・ジャパンが語る製薬業界の今
「医療ビッグデータ・サミット2016」(2016年2月26日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇したアイ・エム・エス・ジャパン コンサルティング&サービス プリンシパルの松井信智氏は、製薬企業による“RWD(リアルワールドデータ)”の活用の現状について講演した。
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ゲノム解析でがん治療は「個別化」に向かう
国立がん研究センター中央病院の田村研治氏が講演
2016年2月26日に開催された「医療ビッグデータ・サミット2016 ~いよいよ研究から臨床・実サービスへ~」(主催:日経デジタルヘルス)。国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 科長/先端医療科 医長/通院治療センター センター長の田村研治氏が「ゲノム医療、日常臨床へのパラダイムシフト」を…
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ゲノム情報を「個人情報保護だけで捉えると破綻する」
東京大学の山本隆一氏が講演
非常にセンシティブな遺伝子情報(ゲノム情報)を現在の法制度の中でどのように扱っていけばいいのか――。「医療ビッグデータ・サミット2016 ~いよいよ研究から臨床・実サービスへ~」(2016年2月26日、主催:日経デジタルヘルス)に登壇した東京大学大学院 医学系研究科 医療経営政策学講座 特任准教授…
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研究から実サービスへ、医療ビッグデータの今を探るセミナー開幕
国がんやP5、ヤフーなど7講演を予定
2016年2月26日、「医療ビッグデータ・サミット 2016」(主催:日経デジタルヘルス)が東京都内で開幕した。副題は「~いよいよ研究から臨床・実サービスへ~」。8名の講師による7講演(うち1つは共同講演)が予定されている。