プライベートクラウド型電子カルテシステムPlusUsの展示パネル
プライベートクラウド型電子カルテシステムPlusUsの展示パネル
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 関西電力グループのケイ・オプティコムは医療総合展示会「メディカル ジャパン 2016 大阪」(2016年2月24日~26日、会場:インテックス大阪)内の専門展「医療ITソリューション展」に、複数拠点から利用できるプライベートクラウド型の電子カルテシステム「PlusUs」を出展した。

 PlusUsのシステム本体は、医療法人などユーザーのグループごとにケイ・オプティコムが運営するデータセンターで稼働する。ユーザーはインターネットVPNや閉域網を通じてPlusUsにアクセスし、Webブラウザー(Internet Explorer)を使って電子カルテの各種機能を操作する。複数拠点で電子カルテや各種データを共有できるため、グループ内の病院同士あるいは病院と介護施設間の連携がやりやすくなる。

 京都府の武田病院グループ、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)の10病院など、現時点で20施設がPlusUsを利用する。価格は導入費が1500万~3000万円、運用費が1カ月あたり40万~50万円から(病床数で異なる)。