ミツフジと共同出展した
ミツフジと共同出展した
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 フランスBioSerenity社は、心電や筋電、呼吸状態などを測定できる医療用ウェアを「第2回 ウェアラブルEXPO」(2016年1月13~15日、東京ビッグサイト)に出展した。導電性繊維を使ったもので、近く日本で医療機器としての承認申請を行う。導電性繊維の供給元であるミツフジが、日本での事業を支援する。

 このウェアは、てんかんなどの発作の予測に使えるという。複数箇所に取り付けた電極で、心電や筋電、呼吸状態を数週間にわたり24時間測定。そのパターンからてんかんの発作が予測される場合は、脳波計を装着して詳細なスクリーニングを行う。

 欧州では既に、医療機器としての承認を取得済み。フランスやドイツ、ベルギーなどの医療機関で利用が始まっているという。