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HOMEエレクトロニクステクノ大喜利 > 車載向けでソニーは新参、まずは郷に従い居場所を探せ

テクノ大喜利

車載向けでソニーは新参、まずは郷に従い居場所を探せ

【ルビコン川を渡ったソニーの未来】回答者:エムジェイアイ 前田 悟氏

  • 伊藤元昭=エンライト
  • 2017/07/27 05:00
  • 1/4ページ

 自動運転の実現とパワートレインでの電動化という技術的な大変革に取り組む自動車業界は、異分野からの技術の導入に積極的になっている。人工知能やクラウドの応用を目指した半導体メーカーやIT企業との協力関係、電気自動車の価値を目指す電池メーカーとの協力関係など、その例は枚挙にいとまがない。イメージセンサーの雄であるソニーと独Bosch社やデンソーとの提携や協力関係も、こうした文脈の中でその意義が説明できる。

 自動車業界が異分野の企業に求めているのは、業界内では培ってこなかった技術と、業界の常識にとらわれない斬新な発想。自動車業界の企業自体が変わらなければならないことが多い。ただし、自動車業界が消費者との間で築いてきた信頼関係を維持するため、自動車間連事業に新規参入する側の企業にも、自動車業界の発想に慣れなければならない点もある。クルマを利用する人の安全と安心に関わる部分は、その最たる例だ。いかにイメージセンサーの技術をリードするソニーであっても、コンシューマー機器向けの技術をそのまま自動車業界に持っていけば済むほど簡単ではない。

 「ルビコン川を渡ったソニーの未来」をテーマに議論している今回のテクノ大喜利。2人目の回答者は、新回答者であるエムジェイアイの前田悟氏である。世界初の無線液晶テレビ「エアボード」や外出先から自宅のテレビを視聴できる「ロケーションフリーテレビ」など数々の斬新な製品の企画と開発に携わった、ソニーの伝説的な技術者として知られる。その同氏が、車載向けビジネスに挑む古巣にエールを送る。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
前田 悟(まえだ さとる)
エムジェイアイ 代表取締役
前田 悟(まえだ さとる)  ソニー入社後、1970年代からニューメディアや通信関連商品の企画、開発、商品化に従事。視聴場所を問わない世界初の無線液晶テレビ「エアボード」、外出先からでも自宅の テレビを視聴できる「ロケーションフリーテレビ」など先駆的な商品を次々と企画・商品化し、現在のインターネットにおける動画視聴の基礎を作り、パソコンや携帯電話などポータブル機器をテレビ化するコンセプトを築いた。2007年12月ソニーを退社、ケンウッドに移籍し、2008年の日本ビクターとの経営統合に参画。統合後のJVC・ケンウッド・ホールディングスにおいて技術担当執行役員常務としてR&D戦略、新規商品開発を行う。2012年エムジェイアイ株式会社設立、複数企業のコンサルタントを行う。特に現在、SigFox,、NB-IoTなどIoTビジネスの創造・発展に力を注ぐ。
【質問1】本格的に車載向けビジネスに踏み込むソニーの決断は正しいと思われますか?
【回答】正しい。
【質問2】ソニーの車載向けビジネスに不安要因はありますか?
【回答】車載ビジネスの作法に慣れることができるか。
【質問3】ソニーグループの他のビジネスに、車載向けビジネスが悪影響を及ぼす可能性があると思われますか?
【回答】特に悪影響はないと思うが、他のビジネスとのバランスは重要。

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