エレクトロニクス業界で2015年に話題に上がった言葉、2016年に新しい潮流を生みそうな言葉について考えていただいたテクノ大喜利。今回の回答者は、半導体業界をウオッチし続けるアナリストの立場から、野村證券の和田木哲哉氏である。(記事構成は伊藤元昭)

和田木 哲哉(わだき てつや)
野村證券 グローバル・リサーチ本部 エクイティ・リサーチ部 エレクトロニクス・チーム マネージング・ディレクター
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 1991年東京エレクトロンを経て、2000年に野村證券入社。アナリストとして精密機械・半導体製造装置セクター担当。2010年にInstitutional Investor誌 アナリストランキング1位、2011年 日経ヴェリタス人気アナリストランキング 精密半導体製造装置セクター 1位。著書に「爆発する太陽電池産業」(東洋経済)、「徹底解析半導体製造装置産業」(工業調査会)など


【質問1】2015年に最もインパクトを感じた出来事、潮流を1つだけお聞かせください?
【回答】電子業界の動脈硬化

【質問2】2016年には廃れるまたは下火になると思われる言葉を1つだけお聞かせください?
【回答】10nm

【質問3】2016年に大きな動きにつながりそうな、気になる言葉を1つだけお聞かせください?
【回答】双極化