今回は、ゴルフ編(本コラム第3回第4回)執筆のための取材でキャッチした興味深い話題を、ご紹介します。

ホールインワン:確率4万5000分の1で10万円のシャンパン

 米Sports Illustrated誌は、平均的アマチュア・ゴルファーにとってホールインワンが出る確率は4万5000分の1という数字を示しているようです。ホールインワン保険で10万円のシャンパンを配った友人によれば、確率は絶対もっと少ない!と叫んでいましたが。

 プロゴルファーでも、確率20万分の1といわれているアルバトロスとホールインワンの同日達成を、成し遂げてしまった日本人の女子プロが存在することも知りました。有村智恵プロ(当時27歳)です。2006年にプロに転向して5年後、スタンレーレディスゴルフトーナメントにおいて、8番ホールでアルバトロス、10番ホールでホールインワンという、男子・女子を通じて日本のプロゴルフプレーヤーとして前人未到の偉業を成し遂げたそうです参考文献1)。確率論からいえば、天文学的数字ですよね。