みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 毎日飲み歩いてばかりでヤバいです。トライアスロンの大会前は炭水化物を多めに摂るカーボローディングを行うのですが、ここ数週間は、目的なきアルコールローディング生活であります。

 しかし体重は低位安定したままで、改めてジュースクレンズの威力を思い知らされます。

たゆまぬアルコールローディング生活で尿酸値マックスであります
たゆまぬアルコールローディング生活で尿酸値マックスであります

 前担当者であるマイトのY氏は頻繁に誌面に登場していたのですが、新担当ムーチョS馬氏はあまりヨタにも登場しない。先日日経BP社の編集部に顔を出した際、ある編集者から「ひょっとして、仲が悪いの?」なんて聞かれたほどで、部内で不仲を心配される始末。

 いえいえ、我々はとても仲良くやっています。
 今回は読者諸兄にS馬氏の人となりをご理解いただくため、幾つかのエピソードをご紹介しましょう。編集部の方も彼の新たな一面を見られるかもしれません。

 S馬氏の特徴 その1:腰が低い。

 編集者は40を過ぎると急に尊大になる方が多いのですが、S馬氏は違います。
 ご覧くださいこの低姿勢。先日都内某所でTarzan編集・堀越氏と鉢合わせた時の写真です。

 S馬氏の余りの低姿勢に、堀越氏も思わず苦笑い。ちなみにこの日のお会計はすべてマガジンハウス社が払いました。頭を下げたもの勝ちであります。ごちそうさまでした。

ははー!と名刺をおし頂くS馬氏。Tarzan堀越氏も思わず苦笑い。この日は打ち合わせのダブルヘッダーで、律儀なS馬氏は待ち合わせ時間の15分も前に到着したのでした
ははー!と名刺をおし頂くS馬氏。Tarzan堀越氏も思わず苦笑い。この日は打ち合わせのダブルヘッダーで、律儀なS馬氏は待ち合わせ時間の15分も前に到着したのでした

 S馬氏の特徴 その2:好き嫌いが多い。

 先日マツダの三次テストコースに取材に出掛けた際、せっかく広島まで来たのだから、と駅の上でお好み焼きを食べに行ったのですね。そうしたらまぁ、あれが食えないこれが食えないと子供みたいに好き嫌いばかりを言うのですよ。

F:この生エビ入りってのにしようか。美味しそうだよ。

S馬:あースミマセン。僕、甲殻類アレルギーなんですよ。

F:そうかぁ、アレルギーじゃしょうがないな。それじゃこの生イカ入りにしよう。

S馬:申し訳ないです。実はイカ、タコなどの頭足類もダメなんです。ジンマシンが出ちゃう。

F:へぇ、そりゃ不自由だね。いいよいいよ。それじゃこの牡蠣が入ったやつにしよう。広島らしくて良いじゃないの。

S馬:あー。牡蠣はダメです。

F:な、なんだ。昔当たったことがあるの?

S馬:いえ。牡蠣は味が嫌いです。

F:………

 本当にもう勝手にしてくれという感じです。結局この日は豚キムチを食べました。

アレルギー体質の上に好き嫌いが激しい。きっと彼はニンジンとかピーマンも弱いのだと思います
アレルギー体質の上に好き嫌いが激しい。きっと彼はニンジンとかピーマンも弱いのだと思います

S馬氏の特徴 その3:食べるのが遅い。

 これはもう社会人として致命的なことだと思います。早飯早糞芸の内。これサラリーマンの基本です。私は駅の立ち食いそばなら30秒で平らげることができるし、カレーなぞ飲み物の一種だと思っている。しかしS馬氏は食べるのが遅い。もう決定的に遅い。

ご覧くださいこのスローペース。隣のADフジノ氏は食べ終わりご馳走様をしているのに、S馬氏はノンビリとスープを味わっている。当然私はこの2分前に食べ終わっている。ラーメンはドンブリ抱えて啜り込むべきです
ご覧くださいこのスローペース。隣のADフジノ氏は食べ終わりご馳走様をしているのに、S馬氏はノンビリとスープを味わっている。当然私はこの2分前に食べ終わっている。ラーメンはドンブリ抱えて啜り込むべきです

 今回の後ヨタはちょうどS馬氏の番ですから、反論があるならそこで聞かせていただきましょう。繰り返しますが、我々の関係は良好です。