みなさまごきげんよう。
 フェルディナント・ヤマグチでございます。

 これはいけませんなぁ。

タバコは吸いたいけど車内は汚したくない。で、吸い殻は車外にポイ
タバコは吸いたいけど車内は汚したくない。で、吸い殻は車外にポイ

 混雑した幹線道路を走っていたら、このような光景を見かけました。
 公徳心の欠片もない下衆ドライバーさん。車内でタバコを吸うのは勝手ですが、吸い殻を道路に捨てるのはあきまへん。もちろん当欄の読者にこのような方はいらっしゃらないでしょうが、みなさま路上のポイ捨てはマジでやめましょうね。

 最近中国人観光客のマナーの悪さを指摘する声を多く聞きますが、その前に我々日本人がチャンとしなくちゃいけません。もういくつ寝るとめでたいオリンピック。インバウンド客に笑われないようにしたいものです。

 話はまったく飛びまして、場面は深夜の青山へ。
 松井雅美氏が経営する素敵なイタリアンへ行きました。

左からアップル広報竹林氏、松井氏、フェル、おとぎの国の黒岩王子
左からアップル広報竹林氏、松井氏、フェル、おとぎの国の黒岩王子

 竹林氏、黒岩王子(本当はFCAジャパン広報)と食事をしていて、そろそろお開き……という時に、王子が「あと一軒。15分だけ付き合って下さい」と言い出した。もう遅いし明日も仕事が…。と渋る我々を、マアマアと引き連れて入ったお店がこちらです。松井雅美氏が経営するジョイスヴィンテージ

 松井氏は80年代のカフェバーブームの仕掛け人。当時は空間デザイナーなどと呼ばれたものです。黒岩氏との付き合いは長いらしい。

 しかし松井氏、本当にカッコ良いです。当然15分で終わる訳がなく、長尻を決め込み楽しい話をタップリと伺いました。食事を済ませていたので、たくさんは食べられませんでしたが、ツマミで頂いたフリッターも美味しかった。今度はこちらでゆっくり食事をしに行きましょう。ちなみにこちらのメニューは健康を重視し、ドクターが監修されているそうです。

 本職の自動車評論家である渡辺敏史氏、河口まなぶ氏と下北沢のおでん屋で一杯。

渡辺敏史氏、河口まなぶ氏と。ぶはー。たくさん飲みました
渡辺敏史氏、河口まなぶ氏と。ぶはー。たくさん飲みました

 このメンツが揃えば、当然話はフォルクスワーゲン(VW)スキャンダルの話になる。いやまあ何と申しますか、早い話が「真っ黒」らしいです。VWのオウンゴールで、世界市場においてはトヨタが大笑い。国内市場ではメルセデスが万歳三唱というところでしょうか。あ、無論プロのお二人はそんな下品なことは言いません。あくまで私の個人的な意見です。しかしこうなると庄司さんも良いタイミングで…。いやまあこれも私の個人的な意見です。

 最後の1枚は、都内某所の超隠れ家飲食店。住所も店名も電話番号も非公開。客は紹介者のみ。全員が揃ってから、木戸をトントンと叩くと中からギッと開けられる。「どうぞ」と言われてコソコソと入るのです。なんか夜盗になったみたいでドキドキするお店です。

とても楽しい店でした。都内某所、としか書けないのが残念です
とても楽しい店でした。都内某所、としか書けないのが残念です

 コの字型のカウンターに座ると、長いコンセプト説明から始まり、料理一品一品に合わせた日本酒が供され、その酒と蔵元のストーリーが話される。最近流行りの「劇場型」のお店です。

 このテの店は、一歩間違うとウザくなるのですが、ここは店主のお嬢さんの真剣さがヒシヒシと伝わって来て、実に楽しく気持ちの良い店でした。まあ行って悪い店はここに書くことはありませんが。ぜひまた行ってみたいのですが、「予約は女性のみ」ということなので、だれか名代を立てて申し込まなきゃいけません。いや、いろんな店があるもんです。