ドイツAudi社のSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)「Q7」は、新型で2世代目となる。試乗したのは、「3.0TFSI quattro」で、排気量3.0LのV6直噴ターボエンジンを搭載し、これに8速のトルクコンバーター式AT(自動変速機)が組み合わされる。このほかに、2.0L直噴ターボエンジン車もあるが、こちらに今回は試乗できなかった。

 新型の車体は、前型に比べ全長で35mm、全幅で15mm小さくなった。だが、シングルフレームグリルの押し出しの強さを含め、存在感はなお十分だ。その上で、ボディーで71kg、ドライブトレーンで約20kg、サスペンション、ステアリング、ブレーキなどシャシーで100kg以上の軽量化が果たされているという。

車体寸法が若干小柄になったとはいえ、シングルフレームグリルとあいまって堂々たる姿の新型「Q7 3.0TFSI quattro」
車体寸法が若干小柄になったとはいえ、シングルフレームグリルとあいまって堂々たる姿の新型「Q7 3.0TFSI quattro」
[画像のクリックで拡大表示]
全高1.7mを超えるSUVならではの視線の高い視界
全高1.7mを超えるSUVならではの視線の高い視界
[画像のクリックで拡大表示]