フランスPeugeot社の「308 GTi by Peugeot Sport」は、同社のモータースポーツ部門Peugeot Sportがチューニングをした高性能車だ。左ハンドル車のみの導入となる。

 二つの車種設定があり、今回試乗したのは、より高性能な308 GTi 270 by Peugeot Sportである。排気量1.6Lの直列4気筒ターボエンジンは、最高出力200kW(270PS)を発する。ちなみにもう一方の車種は308 GTi 250 by Peugeot Sportで、最高出力が184kW(250PS)だ。変速機はどちらも6速手動である。

 試乗した308 GTi 270は、250より偏平で大径の19インチタイヤを装着し、ブレーキキャリパーは赤く塗装されるなど、走行性能の高さをより訴えかける外観となっている。室内も、308 GTi 270はバケットタイプのシートとなり、高性能車の運転を楽しませてくれそうだ。

200kWのターボエンジンを搭載するPeugeot 308 GTi 270 by Peugeot Sport。ボディーカラーは、270専用で受注生産の独特なツートーン、クープ・フランシュ
200kWのターボエンジンを搭載するPeugeot 308 GTi 270 by Peugeot Sport。ボディーカラーは、270専用で受注生産の独特なツートーン、クープ・フランシュ
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308 GTi 270のフロントシートは、バケットタイプとなる
308 GTi 270のフロントシートは、バケットタイプとなる
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