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2017/11/09 13:00
久保田 博南=ケイ・アンド・ケイジャパン 代表取締役社長(医工連携推進機構 理事)

 体重計や歩数計から始まった健康チェッカーは、今や多岐に渡る製品群がネット上を賑わすようになっている。その中から実例を取り上げ、ユーザー側からの実用的な観点について整理しておきたい。

リストウォッチに、「多項目モニタ」機能?!

 このテーマを思い立ったキッカケは、先日依頼された講演会でのこと。話が非観血連続血圧計に及んだときだ。聴講者の一人が、腕につけている腕時計型の健康チェッカーで、血圧がうまく測れているとの情報を教えてくれた。

 もちろん筆者も、それらしき機能を含んだ腕時計型の装置が市販されていることは熟知していた。しかし、「そこそこ測れますよ」とのコメントに、まさかと疑いつつも、早速、ネットで注文してみた。

 購入したのは、「iSTYLE M2 スマートウォッチ」という製品で、値段は数千円。ネット上での評判も5点満点が60%近くとかなり上々だ。実際に使用してみると、いくつかの「予想どおり」と「予想外」に直面した。

 下の図は、M2スマートウォッチ本体と測定結果をスマホ側に表示させている様子である。

クリックすると拡大した画像が開きます

 説明書をあまり詳しく読む必要はなく、簡単に測定可能だ。これまでの常識の範囲とされる「脈拍数」は、少しばかり感度不足の感があるが、ほぼ満足のいく計測ができる。ただし、表示されている「心拍数」は誤りで、正確には「脈波数」とすべきだろう。

 直面した「予想外」というのは、この簡易な製品で「(非観血連続)血圧」「酸素飽和度(SpO2)」さらには「呼吸数(スマホ画面に表示される「呼吸頻度」は正しくない)」まで測定してしまうこと。現時点での医療機器でいうなら「多項目モニタ(指定管理医療機器、クラスⅡ)」に相当し、数十万~数百万円で販売されている装置に該当する。

 こういった機能をすべて腕時計型の小型機に収納してしまうアイデアは“斬新”というしかない。コストパフォーマンスからしても二桁以下、明らかに「お買い得商品」ということになろうか。

日経デジタルヘルス Special

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