オバマ政権、連邦政府公有地にメガソーラー展開

 ちなみに、オバマ大統領に政権が移行した時、公有地で使用許可が下りたメガソーラーは1つもなかった。2010年以来、「ソダ・マウンテン」を含む34サイトのメガソーラーがBLMにより認定を受けていて、総発電量は9763MWhに匹敵する。さらに、BLMによると、現在69サイトのメガソーラーの申請を検討中という。

 公有地で発電開始したメガソーラーには、300MWの「ステイトライン・ソーラー・ファーム」(カリフォルニア州)、250MWの「シルバーステイト・ソーラー」(ネバダ州)、そして550MWの「デザート・サンライト・ソーラー」(カリフォルニア州)が含まれる(図2)。これらのシステムは、米First Solar社が太陽光パネルを提供し、システム開発計画、建設を行った。

図2●連邦政府公用地に建設された550MWのメガソーラー(出所:Desert Sunlight社)
図2●連邦政府公用地に建設された550MWのメガソーラー(出所:Desert Sunlight社)
[画像のクリックで拡大表示]