大阪城の弱点を補う目的で築かれた要塞・真田丸。攻めの出城・真田丸は徳川軍を散々に苦しめた。事業における堀と要塞は知的財産だ。どこにどのような掘や要塞を築くかで参入障壁の高さが決まるのだ。
真田丸は良かったものの組織運営がまずく大阪城は落城した。技術経営が良いものにならなければ、戦略は絵に描いた餅になることは歴史が証明している。
技術者が知財と技術経営に目覚めれば、ステージを上げられる。本コラムでは、技術者に「知財と技術経営での構想」という新しい視点を提供し、次のステージへと踏み出すことを提案する。
本コラムは、2016年に連載したコラム「知財で築く真田丸」の続編です。
高収益化支援家、弁理士
