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新幹線のパワーエレクトロニクス進化の歴史

国鉄分割民営化を契機に、新幹線は生まれ変わった

SiC採用の次世代新幹線「N700S」はなぜ誕生したのか【第1回】

  • 上野雅之=東海旅客鉄道 新幹線鉄道事業本部車両部長
  • 2017/05/29 05:00
  • 1/3ページ
この記事は、2016年11月28日から29日に開催された「パワーエレクトロニクス・サミット2016」(日経エレクトロニクス、日経テクノロジーオンライン主催)における上野雅之氏の講演『東海道新幹線における技術開発――SiC採用の駆動システムを搭載したN700Sの開発について』の内容を編集したものです。今回はその第1回です。

 2016年6月、東海旅客鉄道(JR東海)は新幹線車両を13年ぶりに全面改良すると発表した。現行新幹線車両「N700」系に代わる新しい車両の名称は「N700S」(図1)。“S”は、「最高」「至高」という意味の「Supreme(スプリーム)」を表す。現在はまだ試験車両の製作段階だが、2018年3月には完成する予定だ。この試験車両で数年かけて新技術を試験し、2020年ごろに量産車としてデビューさせることを目指している。

図1 新型車両「N700S」(画像はイメージで、標識灯などは検討中)
[画像のクリックで拡大表示]

 このN700Sで、いよいよSiCパワーデバイスを車両に搭載する。これまでも、パワーデバイスの発展と共に車両技術は進化してきた。ここでは、車両技術全体の進化の中でパワーデバイスがどのような役目をしてきたかについて、車両の技術開発や開発設計に携わってきた立場から解説する。加えて、SiCパワーデバイスを使った車両技術をどのようにN700Sに結実させたかということについて説明する。

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