センシングによって五感の拡張を目指す「SUPER SENSING」。この新領域の普及・啓蒙、実装を進める団体、「super sensing forum」代表を務める中川聰氏が、著名研究者らとセンシングの未来について語り合う。
中川聰のSUPER SENSING問答
センシングによって五感の拡張を目指す「SUPER SENSING」。この新領域の普及・啓蒙、実装を進める団体、「super sensing forum」代表を務める中川聰氏が、著名研究者らとセンシングの未来について語り合う。
目次
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材料に“心”を宿らせよ
対談:宇治原 徹氏(名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授)(後編)
今回のSUPER SENSING問答では、初めて東京大学を飛び出しました。お相手は、結晶成長の専門家、名古屋大学未来材料・システム研究所 教授宇治原 徹氏です。盛り上がりすぎて長くなったため、3回に分けて掲載します。今回はその後編です。(編集部)
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最先端技術のテーマパークが欲しい
対談:宇治原 徹氏(名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授)(中編)
今回のSUPER SENSING問答では、初めて東京大学を飛び出しました。お相手は、結晶成長の専門家、名古屋大学未来材料・システム研究所 教授宇治原 徹氏です。盛り上がりすぎて長くなったため、3回に分けて掲載します。今回はその中編です。(編集部)
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研究者はAIに負けない
対談:宇治原 徹氏(名古屋大学 未来材料・システム研究所 教授)(前編)
今回のSUPER SENSING問答では、初めて東京大学を飛び出しました。お相手は、結晶成長の専門家、名古屋大学未来材料・システム研究所 教授宇治原 徹氏です。盛り上がりすぎて長くなったため、3回に分けて掲載します。今回はその前編です。(編集部)
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究極のVRは、時間軸と心をいじる
対談:廣瀬 通孝氏(東京大学大学院 情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 教授)(後編)
2016年はVR(仮想現実感)元年といわれます。「Oculus Rift」を始め、HTC社の「HTC Vive」、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PS VR」と一般ユーザーを狙ったVR用ヘッドマウントディスプレー(HMD)が販売されるからです。このVRの研究を、第1期ブーム(1990年…
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くだらない研究ができる今どきのVR
対談:廣瀬 通孝氏(東京大学大学院 情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 教授)(前編)
2016年はVR(仮想現実感)元年といわれます。「Oculus Rift」を始め、HTC社の「HTC Vive」、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの「PS VR」と一般ユーザーを狙ったVR用ヘッドマウントディスプレー(HMD)が販売されるからです。このVRの研究を、第1期ブーム(1990年…
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自動運転後の戦略策定が急務
対談:鎌田実氏(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 教授)(後編)
一人乗りや二人乗りの超小型自動車、「超小型モビリティ」。2013年に国土交通省が公道走行の許可を始めましたが、1997年からその普及に尽力されてきたのが、東京大学教授の鎌田実氏です。現在、国土交通省と経済産業省の「自動走行ビジネス検討会」の座長、AMED(日本医療研究開発機構)ロボット介護機器開発…
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ヒトを見た道具を作れ
対談:鎌田実氏(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 教授)(前編)
一人乗りや二人乗りの超小型自動車、「超小型モビリティ」。2013年に国土交通省が公道走行の許可を始めましたが、1997年からその普及に尽力されてきたのが、東京大学教授の鎌田実氏です。現在、国土交通省と経済産業省の「自動走行ビジネス検討会」の座長、AMED(日本医療研究開発機構)ロボット介護機器開発導…
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センシングでヒトは変わる
対談:渡邊 克巳氏(早稲田大学 理工学術院(基幹理工学部)教授)(後編)
人工知能(AI)はヒトを超えるか。そんな議論が今、盛り上がっています。そのAIの分野に飛び込んで正面から海外勢と戦うのではなく、入力であるセンシングと出口である情報提示システムを攻めた方が日本らしいと提案するのが、早稲田大学教授の渡邉克巳氏です。今回は後編です。
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日本はセンシングで勝負せよ
対談:渡邊 克巳氏(早稲田大学 理工学術院(基幹理工学部)教授)(前編)
人工知能(AI)はヒトを超えるか。そんな議論が今、盛り上がっています。そのAIの分野に飛び込んで正面から海外勢と戦うのではなく、入力であるセンシングと出口である情報提示システムを攻めた方が日本らしいと提案するのが、早稲田大学教授の渡邉克巳氏です。(編集部)
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センシング粒度向上の先に新しい世界
対談:割澤伸一氏(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授)
今回登場いただくのは、センサーの研究者、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 教授の割澤 伸一氏です。センサーを身につけていることを気にしない、センシングされていることが普通になる。そんな世界の到来を提言されています。(編集部)
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自動運転にディープラーニング以外の道はある
対談:神崎亮平氏(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)(後編)
昆虫のセンサや脳を研究することで、驚異的な性能のセンサや効率的な処理回路を開発する。そんな研究をされているのが、東京大学 先端科学技術研究センター 教授の神崎亮平氏です。後編となる今回は、昆虫の驚異の能力の本質が、さらに明らかになります。(編集部)
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昆虫を知れば、ヒトが見える
対談:神崎亮平氏(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)(前編)
昆虫のセンサーや脳を研究することで、驚異的な性能のセンサーや効率的な処理回路を開発する。そんな研究をされているのが、東京大学 先端科学技術研究センター 教授の神崎亮平氏です。今回、昆虫センサーの驚異の能力について話を伺いました。(編集部)
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“私”を知らない私
SUPER SENSINGへの誘い(3)
欧州におけるセンサーテクノロジーやセンシングの技術実装の現状を視察する目的でスペインのバルセロナを訪れている
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積み上げた先に、もはや解はない
対談:中尾政之氏(東京大学 工学研究科 機械工学専攻 教授)
今回の対談相手は、失敗学でおなじみ、東京大学 工学研究科 機械工学専攻 教授の中尾政之氏。今回のインタビューで見えてきたのは、積み上げ型ではなく、課題発見型の人材を育成しなければならないという、教育者としての強烈な思いだ。(編集部)
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不安で期待をセンシング?
SUPER SENSINGへの誘い(2)
何か分からない事や決まっていない事が在ると「不安」になる。この後、きっと良くない事が起きるであろうと言う予感がした時には強い「不安」に襲われる。反対に何か好ましい事が起きるに違いないと想像した時には「期待感」で頭が一杯になる。私達は日常的に「不安」や「期待」の間を行ったり来たりしている。
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未だ見ぬ過去、懐かしい未来
SUPER SENSINGへの誘い(1)
super sensing forumの代表を務める中川聰氏のインタビューコラム「中川聰のSUPER SENSING問答」。第1回目となる今回は、中川氏自らがSUPER SENSINGの発想の源流となった、「センサーによる知覚拡張がもたらす未来」への思索を綴る。