連載
バレーノ
スズキは2016年3月9日、Bセグメントの小型ハッチバック車「バレーノ」を発表した。B/Cセグメント向け新プラットフォームと新開発の1.0L直噴ターボガソリンエンジンを、同社として初めて採用したのが特徴。インドの現地子会社Maruti Suzuki社のマネサール工場で車両を生産し、日本に輸入する。発売は、1.2L自然吸気エンジン搭載車が3月9日、1.0L直噴ターボエンジン搭載車が5月13日。
目次
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スズキ「バレーノ」、ボディーの46%に高張力鋼板を使って軽量化
スズキが2016年3月9日に日本で発売した小型ハッチバック車の「バレーノ」は、Bセグメント向けの新プラットフォームを初めて採用し、ボディー骨格の46%(質量比)に高張力鋼板を使って軽量で高強度のボディーを実現した。
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スズキ「バレーノ」、ミリ波レーダー採用はACC重視
ステレオカメラによる歩行者衝突回避機能は見送る
スズキ「バレーノ」は、自動ブレーキ用のセンサーとしてミリ波レーダーを採用した。先行車との相対速度が15km/hまでの場合であれば衝突を回避できる他、先行車に追従して走行できるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の機能も備える。
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スズキ「バレーノ」、インドと日欧でパワートレーンを使い分け
スズキは2015年10月にインドで小型車「バレーノ」を発売した。インドから輸出する形で2016年3月上旬に日本、続いて欧州でも2016年春に販売を始める。ただ、パワートレーンは日本・欧州とインドで使い分ける。
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スズキ「バレーノ」、新開発1.0L直噴ターボエンジンを搭載
スズキは新型「バレーノ」で、新開発となる排気量1.0L直列3気筒の直噴ターボガソリンエンジン「K10C型」を採用した。静岡県の相良工場でエンジンを生産し、インドに輸出。バレーノを生産するインド・マネサール工場で車両に組み付ける。
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スズキが小型車「バレーノ」を発売、家族でゆったり乗れる上級車
スズキは2016年3月9日、Bセグメントの小型ハッチバック車「バレーノ」を発表した。B/Cセグメント向け新プラットフォームや新開発の1.0L直噴ガソリンエンジンを初めて採用したのが特徴。インドの現地子会社「Maruti Suzuki社」のマネサール工場で生産し、日本に輸入する。