アウディジャパンは、新型セダン「A4」を2016年2月19日から日本で販売を開始すると発表した。モジュラープラットフォーム「MLB evo」をベースに、予防安全システム「アウディプレゼンス」などの最新技術を盛り込むと同時に、デザイン、品質、走行性能などを見直した。空気抵抗係数(Cd値)をクラストップの0.23(欧州仕様)に改善、さらにボディーをはじめとする各コンポーネントで軽量化。ミラーサイクルを適用した排気量2.0Lの新型エンジンを開発してラインアップに加えるなどの取り組みを実施した。価格は518万円(税込み)から。
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アウディ「A4」
目次
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渋滞時は自動でステアリング操作、新型「A4」
「自動運転の前段階とも言える機能を盛り込んだ」。アウディジャパン社長の斎藤徹氏がこう述べるように、新型セダン「A4」には多くのADAS(先進運転支援システム)の新機能を搭載した。
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ドイツAudi社の新型「A4」、燃費性能を33%改善
ドイツAudi社は2016年2月8日、7年ぶりに全面刷新した中型セダン「A4」を日本で発売すると発表した。新しい燃焼方式を採用したエンジンや車両質量の120kgに及ぶ大幅な軽量化、空力性能の改善により、先代車から燃費を最大33%改善した。販売価格は518万円(税込)からで、同年2月19日に発売する…
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ダウンサイジングはもうおしまい、「A4」日本投入
過給ガソリンエンジンで圧縮比は驚異の11.8
ダウンサイジングとの決別――。ドイツAudi社日本法人のアウディジャパンが日本で発売する新型「A4」の排気量2.0Lの直列4気筒過給ガソリンエンジン(低出力版)は、ドイツVolkswagen(VW)グループがエンジン開発を方針転換したことを意味するものだ。
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細部を作り込み、A4のCd値はクラストップの0.23
「空気抵抗係数(Cd値)は、クラストップの0.23(欧州仕様値)」(アウディジャパン)。2016年2月8日に同社が発表した新型セダン「A4」では、従来モデルの0.26からCd値を0.03ポイント削減した。