• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

HOMEエレクトロニクス電子デバイスNE用語 > 非接触充電

NE用語

非接触充電

ヒセッショクジュウデン

  • 2009/05/07 09:00
  • 1/1ページ

non-contact/ contactless charge

 無線で電力を供給し,2次電池に充電する技術。充電器に機器を置くだけで充電できる。充電器と機器との接点がないため,接点の耐久性や接点不良,短絡や水分などによる漏電の心配が少ないといったメリットがある。これまでに電動歯ブラシやコードレス電話などで実用化されている。さらに最近では,長寿命で急速充電可能な電池に非接触充電技術を組み合わせ,充電していることをユーザーに感じさせない機器の実現に注目が集っている。

 肝は,無線で電力を送る仕組みである。代表的な技術としては,(1)電磁誘導型,(2)電波受信型,(3)共鳴型,の3種類がある。現在,実用化されている非接触充電システムはコイルからコイルへ電力を給電する電磁誘導方式が主流である。ただし,同方式は位置ずれによる効率低下や異物進入時の加熱,電磁波や高周波への対策が必要となる。そのため,最近では電界や磁界を用いた共鳴方式の非接触充電システムに対する開発の機運が高まっている。

 まず,非接触充電の普及が進むと見られる携帯電話機では,携帯機器と充電台の両方に電磁誘導コイルを内蔵する「近接電磁誘導型」が中心になっている。今後,三つの世代を経ながら進化することになりそうだ。まず,2009~2010年ごろに登場する第1世代では,特定の端末と特定の充電台を組み合わせた,1対1の構成になる。特定のID番号を充電台と端末の間でやりとりしたり,磁気センサを使ってIDを識別したりする。その後の第2世代では,1台の充電台で,複数の異なる端末を充電することを目指す。最終的には,携帯電話機やデジタル・カメラなど,複数の異なる機器を同時に充電できるようにする。

 電気自動車など大電力の非接触充電に向けては,共鳴方式の技術に注目が集っている。磁界結合の共鳴方式であれば,走行中の自動車に充電できる可能性がある。また,電界結合の共鳴方式であれば,水平方向の位置ずれに対応でき,異物侵入時の加熱や電磁波,高周波といった問題が生じないという利点がある。

[画像のクリックで拡大表示]
【技術者塾】
「1日でマスター、実践的アナログ回路設計」(2016年8月30日(木))


コツを理解すれば、アナログ回路設計は決して難しくはありません。本講義ではオペアンプ回路設計の基本からはじめて、受動部品とアナログスイッチや基準電圧などの周辺回路部品について学びます。アナログ回路設計(使いこなし技術)のコツや勘所を実践的に、かつ分かりやすく解説いたします。。詳細は、こちら
日時:2016年8月30日(火)10:00~17:00
会場:エッサム神田ホール(東京・神田)
主催:日経エレクトロニクス

おすすめ ↓スクロールすると、関連記事が読めます↓