reaction bonding, reaction sintering

 焼結工程中に化学反応が生じ,出発原料から目的のセラミックスに変化しながら進む焼結。窒化ケイ素(Si3N4)の反応焼結はSi粉末を原料に部品形状の圧粉体をまえもって作製しておき,高温下でN2ガスを流してSiとNを反応させてSi3N4組成にする。一方,炭化ケイ素(SiC)はCをガスの形で供給できないので,SiCとC粉末で一度焼結品を作り,多孔質体の焼結品に溶融したSiを含浸させ,再び加熱して,CとSiを反応させる。